ビーバップ!ハイヒール

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BACKNUMBER

2010年04月08日(木) 午後 11:17 ~ 深夜 0:17 放送

関西鉄道ミステリー ~時空を越えた真実を解明~

ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也、たむらけんじ
チュートリアル(徳井・福田)
森はるか
岡元昇(ABCアナウンサー)

電車に乗り、窓の外を見ていると、ふと不思議な光景に出会う事がある。まったく利用されていないホーム、線路脇の不自然な空き地や謎のコンクリートの建物・・・。それらは何のために作られたのか?これこそが“鉄道ミステリー”。関西の鉄道ミステリーを独自のリサーチと緻密な推理で説き明かし、数々の著書を出版する鉄道アナリスト、川島令三先生。たとえば、阪神御影駅には一番端に誰も利用しないホームが存在する。川島先生の推理によれば、それは阪神電車が大阪―三宮間を約18分で走ることを想定した「第二阪神線」計画の名残の一部ではないかというのだ。計画は立ち消えになったようだが、ホームがそれを物語っている。今回は、「鉄道は我々の知らないミステリーの宝庫」という川島先生が関西の鉄道に関するミステリーを説き明かしていく。

子どもの頃から鉄道一筋の川島先生。なぜ鉄道にミステリーが多いのかといえば、鉄道は構想から申請、開通に至るまで50年から100年もの長い年月を要するため、見込みで工事に着手したものの、計画がとん挫したりすることもあるとか。そんな過程の中からミステリーが生まれる。そのひとつが、大阪の玄関口「新大阪駅」にある。新幹線も発着するビッグターミナルの新大阪駅。東口、西口、南側の中央口はあるものの、なぜか北口がない。さらに、地下鉄御堂筋線新大阪駅のホームの上には放置されっぱなしの工事中の建造物が・・・。いったいこれらは何を意味するのか。数々の謎に満ちた新大阪駅のミステリーを川島先生が説き明かす。先生の語る「阪急新大阪駅」とは!?さらに、およそ50年前の計画が時空を超えてよみがえる「阪急北梅田駅」構想とは!?スタジオでは、阪急電車の新しい路線を紹介しながら、実は壮大なスケールだった「阪急大環状線計画」の全貌を明かす。また、大阪市営地下鉄にまつわるミステリーも!謎は長堀鶴見緑地線「松屋町駅」にある。一同も納得する川島先生の推理とは?

大阪の私鉄は、そのほとんどが大阪市内を縦横無尽に駆け抜けている。だが、南海電車だけは「なんば」止まり。なぜ、他社のように梅田まで路線を伸ばさないのか。そこには南海電車が涙を飲み続けた無念の歴史が隠されていた。日本最古の老舗私鉄であり、南大阪を制した南海電車。「次は梅田へ!」と意気込み、次々と市内へ路線を伸ばそうとした南海電車を阻んだものとは!?そして、辛酸をなめ続けた南海電車に、今、ようやく光が・・・!

そのほか、川島先生がオススメする関西のスゴイ電車を紹介する。

「ハテナの自由研究」は、チュートリアルの「見返し美人」第4弾。過去に辛い思いをした女性たちが大変身した姿を紹介。今回も見応え十分の見返し美人たちが登場する。

川島 令三(かわしま りょうぞう)
川島 令三(かわしま りょうぞう)

鉄道アナリスト。電気車研究会『鉄道ピクトリアル』編集部に勤務。その後鉄道専門出版社『ジェー・アール・アール』設立に参画。現在は鉄道に関する著作の執筆、及びテレビなどで鉄道関係のコメンテーターとして活躍。著書にシリーズが10年以上続いている『全国鉄道事情大研究』や『【図説】日本の鉄道 東海道ライン』『超・新幹線が日本を変える リニア開通2025年の高速鉄道網』『なぜ福知山線脱線事故は起こったのか』『関西圏通勤電車徹底批評 上・下』など。

この回の内容に興味がある方は・・・

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