女子高生と経営学の神様というミスマッチなコラボレーションで話題のベストセラー小説『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』。通称『もしドラ』は読者から、そして番組カシコチームの筒井康隆先生も大絶賛の小説だが、実はテーマは経営論。タイトルにある「ドラッカー」は20世紀最高の経営学の神様で、「マネジメント」とは英語で「経営」のこと。つまり、ドラッカーの書いた本は会社の経営者=マネージャー向けの本なのだ。『もしドラ』は、突然、弱小野球部のマネージャーになった女子高生が、マネージャーの意味を勘違いし、ドラッカーの「マネジメント」を買ってしまったことから、書かれてある経営論を野球部にあてはめていく・・・というおもしろくて感動的なストーリーだ。
そんな斬新な発想で『もしドラ』を書いたのは、放送作家であり、AKB48のプロデュースやお笑い芸人養成所の講師も務める作家、岩崎夏海先生。今回は、先生自らが自著『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』を解説。ドラマ仕立てにした、とてもわかりやすい“ビーバップ”バージョンでお届けする。
そもそも、ネットゲームの攻略から『もしドラ』を着想したというユニークな岩崎先生。一般人に経営学は関係ないようにも思われるが、「何にでも当てはまる」とか。番組では、『もしドラ』のあらすじを追いながら、経営学の神様、ドラッカーの教えを凡人チームにもわかるようにドラマ仕立てで紹介する。ある日突然、やる気のない弱小野球部のマネージャーになってしまったみなみは、野球部を立て直すために、マネージャーの本「マネジメント」を購入。そこに書かれた理論「組織の定義付け」「マーケティング」「自己管理」「強みを生かす」「イノベーション」を野球部に当てはめていくと・・・!驚くほどの劇的な展開に凡人チームも興味津津!また、「マーケティング」で成功した企業として、ユニクロや任天堂の成功例を紹介する。
「教えて!ドラッカー先生 ビーッバップお悩み相談室」では、「ドラッカーの教えは、人間がどのように考え、行動するかということで、個人や人間関係の悩みも解決できる」という岩崎先生が、凡人チームたちの悩みを解決。爆笑相談にも岩崎先生は冷静沈着に解答する・・・。
「ハテナの自由研究」は、ブラックマヨネーズの「弟子は師匠を超えられるのか!?」。毎回、見る者をハラハラドキドキさせる企画も9回目。今回は、バルーンアートの師弟と、有名サロンのヘアスタイリストの師弟が登場し、師弟対決する。毎度のことながら、闘いの後には言葉にならない重い空気が・・・!
作家。大学卒業後、秋元康氏に師事。放送作家として「とんねるずのみなさんのおかげです」「ダウンタウンのごっつええ感じ」等のテレビ番組の制作に参加。アイドルグループ「AKB48」のプロデュース等にも携わる。その後、ゲームやウェブコンテンツの開発会社を経て、現在はワタナベエンタテインメント系の事務所に勤務。
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