ビーバップ!ハイヒール

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2010年07月01日(木) 午後 11:17 ~ 深夜 0:17 放送

【感染症Gメン】の事件ファイル

ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也、たむらけんじ
チュートリアル(徳井・福田)
森はるか
岡元昇(ABCアナウンサー)

エイズをはじめ、世界中を震撼させた新型肺炎SARSや鳥インフルエンザ、さらには昨年、猛威を振るった新型インフルエンザ。これら感染症は世界で最も多い死亡原因であり、全世界の死因の4分の1を占めている。日々進歩する医療をもってしても根絶することができないのは、細菌やウイルスが常に進化を続けるからだ。だが、そんな目に見えない敵と日々闘い続けているのが、感染症Gメン!彼らは感染症が発生した現場の最前線で原因究明と拡大防止に努める専門家の集団だ。今回は、感染症Gメンとして活躍し、現在は感染対策コンサルタントを務める高橋央先生が感染症Gメンの命を賭けた仕事ぶりを紹介する。

そもそも感染症Gメンとは、国立感染症研究所の中にある実地調査チームのことで、医師や看護師などの専門家たちで構成されている。その立ち上げに携わり、教官をしていたという高橋先生。普段は食中毒などの一般的な感染症の感染源を探したり、未知のウイルスの研究をすることもあるという。

私たちの生活に潜む身近な感染症といえば食中毒。実際に高橋先生が携わった事件をドラマ仕立てで紹介する。サルモネラ菌が原因の食中毒が発生し、患者たちが次々と病院に運ばれた。感染の手掛かりが掴めない保健所からの依頼で現場に到着した高橋たちは、早速、原因究明に乗り出す。感染者たちの証言を得て、サルモネラ菌がどこから来たのかを探る調査員たち。だが、発生から1ヵ月が過ぎようとするにもかかわらず、感染源が判明しない。そんなとき、高橋の頭に閃いたこととは・・・!医学界の常識を覆し、事件を解明した感染症Gメンの活躍に凡人チームたちは「すごい!」と感心しきり。だが、高橋先生は「苦々しい事件でした。常識に縛られてしまった」と、静かに語る。そして、身近なサルモネラ菌についての情報も紹介しながら、「まず手を洗うことが大切」とアドバイスする。

未知の感染症の調査のため、ウイルスが蔓延する現場に赴くこともあるのが感染症Gメン。自らが感染したり、時には命を落とすリスクもあるという。世界中で猛威を振るい、人々を恐怖のどん底に陥れた新型肺炎SARSと感染症Gメンの闘いは、まさにそのケースだ。中国で突如発生し、世界中で感染者9000人、死者は800人以上に及んだが、事の発端は香港のとある病院で、中国から帰って来た医師の持ち込んだウイルスによって起こった院内感染だった。WHOの依頼で現場に向った感染症Gメンたち。何らかの理由でウイルスが院内から外部へ出てしまうという事態にまで発展。感染を封じ込めるため、感染症Gメンたちの命を賭けた調査が始まった・・・!また、簡単な感染予防テクニックの数々を紹介。意外なアルコール消毒の手順や、トイレよりも細菌が付着するという身近なモノに一同もびっくり!

「ハテナの自由研究」は、チュートリアルの「見返し美人」第5弾。今回も、ブサイク扱いされた女の子たちが、とびきりキレイになって登場する!

高橋 央(たかはし ひろし)
高橋 央(たかはし ひろし)

感染症対策コンサルタント。2003年、SARSがアウトブレイクした際に、WHOフィリピン封じ込めチームのリーダーとして参加。現在は、保健医療機関、学校、企業などで新型インフルエンザ対策を中心とした感染症対策・人材育成事業に従事。著書に「Q&A新型インフルエンザ対策マニュアル」「熱帯医学」「エイズ―とめよう世界に広がる病」など。

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