ビーバップ!ハイヒール

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2010年10月28日(木) 午後 11:17 ~ 深夜 0:17放送

もしも世界がひとつの教室だったら2 ~なぜ核兵器がなくならないのか?~

ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也、たむらけんじ
チュートリアル(徳井・福田)
浜口順子
岡元昇(ABCアナウンサー)

世界で唯一の被爆国であるにもかかわらず、核兵器について知らない日本人は意外と多い。人類史上、最強にして最悪の殺人兵器は第二次世界大戦で日本に使われ、20万人以上の犠牲者を出した。だが、今や当時の原爆の1000倍以上の威力を持つ核兵器が世界中にあふれている。なぜ、世界から核兵器はなくならないのか?この問題を驚くほどサクサクとわかりやすく教えてくれるのが、河合塾世界史講師の青木裕司先生。カリスマ講師の青木先生が、受験生以外にも現代史を共感し、理解してもらいたいと作った本が「サクサクわかる現代史」(片山まさゆき氏共著)だ。世界をひとつの教室として考え、国をキャラ化。世界で起こった様々な事件を、ひとつのクラスで起こった出来事として描いた画期的な本である。前回同様、今回も世界を一つの教室に見立てた“ビーバップ流”学園ドラマで、核兵器がなくならない理由をわかりやすく解説する。

「世界にはおよそ23500発の核兵器があり、そのうちおよそ8500発が即発射可能な体勢だといわれている」という青木先生。驚く凡人チームをさらに驚かせたのは、かつて全面核戦争の一歩手前までいき、世界が滅亡を覚悟した日があったということだ。学園ドラマの舞台はアース高校ワールド組。クラス始まって以来の大乱闘(大二次世界大戦)が起こり、アメリカ君はギブアップ寸前の日本君に恐ろしい威力のケンカグッズ、アトミック・ボトル(核兵器)をかけた。日本君を完全ノックアウトしたアトミック・ボトル。クラス全員の脳裏には、その威力が鮮烈に残った。なかでも、クラスを牛耳ろうとしていたソ連君はアメリカ君に次いでアトミック・ボトルを持つようになる。そんな折、キューバ君から「アメリカ君とケンカした」と聞いたソ連君は、キューバ君に近づき・・・!スタジオでは青木先生が1962年10月に起こったアメリカVSソ連のキューバ危機について解説する。

「核兵器全体の数は減ったが、保有する国は増えた」という青木先生。世界から核兵器がなくなる気配は感じられない。アース高校ワールド組でもアトミック・ボトルを持つ者が増加。そこで、アメリカ君とソ連君は学級会で「アトミック・ボトルを持つのは2人に加え、イギリス君とフランス君、そして中国君の5人だけにする」と提案。これが1968年に締結された核拡散防止条約だ。だが、互いに牽制し合い、クラスにはアトミック・ボトルを所有する者が次々と現れ、「持っていない」と隠す者まで・・・。青木先生が説明する、世界中に核兵器が広まった理由とは!?

世界には核兵器以外にも恐ろしい兵器がある。アメリカ海軍が年間3億5000万円の軍事予算を投じて組織している仰天の部隊や、日中戦争時に日本軍が、相手の戦意喪失のために飛行機から爆弾とともに投下したユニークなモノをクイズ形式で紹介する。

「ハテナの自由研究」は、たむらけんじの「こども恋愛相談室」第2弾。今回は、「告白したけど、2人きりになったことも手をつないだこともない。つきあってると思われてないかも」と悩む小学5年生の男の子と、「車で10分の遠距離恋愛中」という小学2年生の女の子の恋の悩みをたむけんが解決する!

青木 裕司(あおき ひろし)
青木 裕司(あおき ひろし)

ビーバップ!2回目の登場。前回は「もし世界が一つの教室だったら」というテーマで、【パレスチナ問題とは何か?】と【9・11テロはなぜ起こったのか?】をやさしく紐解いていただいた。河合塾世界史科専任講師。九州大学文学部卒業。82年より予備校で世界史を教え始め、85年に河合塾講師に。受験参考書として著した「青木世界史B講義の実況中継」シリーズ(語学春秋社)は累計200万部のベストセラーとなった。

この回の内容に興味がある方は・・・

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