ビーバップ!ハイヒール

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2010年11月18日(木) 午後 11:17 ~ 深夜 0:17放送

歌は語る~アメリカの歌に隠されたミステリー~

ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也、たむらけんじ
チュートリアル(徳井・福田)
御秒奈々
岡元昇(ABCアナウンサー)

私たちが何気なく聴いている歌の中には、アメリカ生まれの古い歌も多い。たとえば、「ヨドバシカメラ」のテーマソングは日本でもおなじみのメロディだが、もともとはアメリカの歌。そして、「大きな古時計」もしかり。曲名は「グランドファーザーズ・クロック」で、歌詞の内容も日本語のものとほとんど同じだが、たった一箇所、大きく異なるところがある。日本では“100年”と歌われる時計の寿命が、アメリカでは“90年”なのだ。いったいなぜ、アメリカではおじいさんの時計が90年で止まったのか。そこには暗号が隠されている。

そんなアメリカの歌に秘められたミステリーを解き明かしてくれるのが、作家で、テネシー州の名誉市民でもあるアメリカ通の東理夫先生。今回は東先生が、ご自慢のギターを手に弾き語りも織り交ぜながら、アメリカの歌に隠された“アメリカの真実”を読み解いていく。

前述の「大きな古時計」は、“おじいさんの生まれた朝に買ってきた大きな時計が、100年後、おじいさんの死とともに動きを止める”という内容だが、なぜ、アメリカの歌では100年ではなく、中途半端な90年で止まってしまったのか?実は、アメリカの歌には「9」という数字が他の数字よりもよく登場する。その「9」が意味するものとは?そこには、アメリカの歴史の真実が隠されていた!

スタジオでは、東先生がアメリカの州の歌で、私たち日本人もよく知っている曲を弾き語りで披露。なかでも、ルイジアナ州の歌「ユー・アー・マイ・サンシャイン」は、州知事の選挙運動のキャンペーンソングだったと聞き、一同もびっくり!そして、日本では「ケンタッキーフライドチキン」のCMに使われた曲として知られるのが、ケンタッキー州の歌「懐かしきケンタッキーの我が家」だ。ほのぼのとした温かみのあるメロディーだが、実は、この歌には驚くべき暗号が隠されているという東先生。歌を作ったのは、“アメリカ音楽の父”と呼ばれる著名な作曲家フォスターだ。当時のケンタッキーは奴隷制度がしっかりと存在していた時代。歌には、なんと奴隷制度のもとで苦しむ黒人たちに向けた暗号が隠されていた。フォスターが歌に込めたドラマティックなメッセージとは!?また、その他にも、当時の黒人たちの間で暗号のように歌われていた曲を紹介し、暗号を読み解く。

そのほか、日本ではフォークダンスの曲としておなじみの「マイム・マイム」「オクラホマ・ミキサー」にまつわるクイズを出題する。

「ハテナの自由研究」は、チュートリアルの「ウチの彼氏にかぎって!」第2弾。普段から彼女に「絶対に浮気はしない」と断言する男性は、本当に浮気はしないのか?を徹底調査する企画。前回は、「誰も浮気せず」というスタジオも驚愕の結果に終わった。そこで今回は、“お酒”という強力な道具を導入!コンパのようなざっくばらんな雰囲気を作ってみると・・・!?

東 理夫(ひがし みちお)
東 理夫(ひがし みちお)

作家・ブルーグラス奏者。学生時代からのカントリー音楽ファンで、テネシー州名誉市民の称号を持つ。アメリカ文化への造詣が深く、ミステリーから音楽・料理まで幅広い知識を生かして様々な分野で執筆を続けている。著書に『スペンサーの料理』『湘南』『ケンタッキー・バーボン紀行』、訳書にF・X・トゥール『ミリオンダラー・ベイビー』など。

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