映画の公開により注目を集めているSPという職業。そもそもSPとは、「Security Police」の略で、警視庁内に実在する、警護を専門に行う警察官の通称だ。その存在はよく知られているが、彼らの日常や実態はほとんど知られていない。今回は、元警視庁SPであり、現在は、その経験を生かして警護を専門に学ぶ学校で教鞭をとる伊藤隆太先生が登場。映画では描かれていないSPの知られざる実態を徹底紹介する!
SP時代には、石原東京都知事や小渕首相など多くの要人警護を担当してきた伊藤先生。警視庁のSPが警護するのは、総理大臣をはじめ、各大臣、知事、国賓、公賓など、主要な政治家や海外の要人がほとんどで、民間人で対象となるのは経団連会長のみだとか。そこで、伊藤先生の監修のもと、映画では取り上げることのない、SPの日常や真実をドラマ化して紹介。新人SPを主人公に、東京都知事や内閣総理大臣、来日した大統領の警護の仕事内容を詳しく描く。なかでも、総理大臣警護のフォーメーションや、SPとして最もつらい仕事、宿泊ホテルの部屋の驚くべきチェック作業など、知られざる仕事にスタジオの一同も興味津津!どんなに経験豊富なSPでも一番緊張する、要人が最も狙われやすい瞬間とは!?さらに、映画とは異なり、実際には銃を使わずに不審者を制圧することが多いという理由とは?また、意外にも離婚率が高いという実状にスタジオの一同も納得。「合コンのときにSPだと明かしてもいいの?」とたずねるチュートリアル福田に伊藤先生は、「その前に・・・」と、SPの哀しい現実を明かす。
瞬時に不審者を見分け、要人の安全を確保しなければならないSP。そこで、SPのテクニックに関する2択クイズを出題する。クイズでは、「ホテルでSPが予約した要人の部屋があるのは、“5階より下の低い階”か“10階以上の高層階”のどちらか?」など、要人警護に当たる際のポイントを次々と紹介。はたして、メンバーの中で一番、SPに向いているのは!?
また、チュートリアルの徳井と福田、たむらけんじが美女の警護に挑戦!暴漢が襲ってくるという設定で美女を守ろうとするが・・・!?
「ハテナの自由研究」は、たむらけんじの「現代っ子はファンタジーを信じるのか?」。前回は8歳の男の子にファンタジーの仕掛けを見破られ、恥ずかしい結末となったこの企画。そこで、再び8歳児にファンタジーを仕掛ける!因縁の対決の行方は・・・!?
日本警護マネジメント学院副学院長。元警視庁警備部警護課(通称「SP」)在籍。
SP時代には、小渕総理大臣や石原慎太郎都知事の警護担当を歴任。またクリントン米大統領が来日した際の警護などの任務にあたった。
現在は民間の大手警備会社のアドバイザーを務める傍ら、日本初の本格的な警護士養成機関である『日本警護マネジメント学院』にて、世界レベルで通用する警護のプロフェッショナルの育成・指導を行っている。