ビーバップ!ハイヒール

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2011年4月14日(木) 午後 11:17 ~ 深夜 0:17放送

関西人も知らない!?語源で巡る関西の旅

ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也、たむらけんじ
ブラックマヨネーズ(小杉・吉田)
小泉エリ
岡元昇(ABCアナウンサー)

普段、私たちが何気なく使っている言葉には、それが生まれた場所がある。そんな語源の世界に魅せられ、言葉の誕生秘話を発掘するため全国を行脚しているのが、作家で“語源ハンター”のわぐりたかし先生だ。2回目の登場となるわぐり先生は、前回、京都で生まれた語源を紹介。たとえば、同じことを何度も繰り返し、進行しないという意味の言葉「堂々巡り」が生まれたのは清水寺、昔の人が願掛けのために寺の本堂の周りをぐるぐると回ってお祈りをしたことから生まれた言葉。その他、「埒があかない」や「水に流す」など、京都が語源の言葉を教えてもらったが、今回は舞台を関西一円に広げ、関西で生まれた言葉を紹介する。

兵庫県の山あいに位置し、美しい渓谷と「日本の滝百選」にも選ばれた天滝を有する養父市。この地で生まれたのは、「ヤブ医者」という言葉だ。診断や治療の下手な医者のことを指すが、実は、今も養父市の医師は誇りを持って自らをそう呼ぶ。というのも、「ヤブ医者」の本来の意味はまったく違っていたのだ。そこには、江戸時代に存在した養父の医師にまつわる驚きの物語が秘められていた!また、「阿漕(あこぎ)」という言葉の誕生秘話も紹介。この言葉が生まれたのは、昔も今も伊勢神宮への参拝客が訪れる三重県津市。郊外には「阿漕浦」と呼ばれる美しい砂浜の景色が広がるが、この海で生まれたのが「阿漕」という言葉だ。ずうずうしく、義理人情に欠け、あくどいことを意味するが、阿漕の人が皆そうだというわけではない。地元の住職に伺うと、この地に伝わる“阿漕伝説” が「阿漕」の語源となっているという。地元では供養祭まで行われるほど親しまれている、母親思いの優しい男の物語を伝える悲しい伝説とは? そのほかにも関西で生まれた言葉は多く、「タニマチ」「足を洗う」「関の山」をわぐり先生が解説。“元祖タニマチさん”の存在や、江戸時代にあった大阪の遊郭など、意外に知られていない語源に一同も驚く。

また、語源を求めて関西を巡るわぐり先生オススメの「関西語源の旅」では、浜口順子が旅人となって語源スポットを巡る。江戸時代に交通の要所として栄えた宿場町の滋賀県草津では「急がば回れ」、数々の言葉が生まれた京都では「油を売る」、大阪の四天王寺の石舞台から生まれた「様になる」、奈良からは世界文化遺産の平城京で生まれた言葉「大黒柱」をピックアップ。それぞれの言葉の誕生にまつわる興味深いエピソードを紹介する。

このほか、食べ物が語源となった言葉も紹介する。

 「ハテナの自由研究」は、ブラックマヨネーズの「初めてのニッポン」第6弾。日本在住の外国人が日本独特の文化や遊びを初めて体験したときのリアクションを楽しむ好評企画。今回は、「おにぎりを作る」「冷却シートの使い方」「金ダライゲーム」などをテーマに、外国人たちが大爆笑のリアクションを披露する!

わぐりたかし
わぐりたかし

当番組2回目の登場。放送作家。語源ハンター。言葉が生まれた土地「語源遺産」を訪ねる“語源ハンター”として活動、全国を旅している。読売新聞・金曜夕刊「にほんご」面で連載コラム「語源ハンター」を執筆。 一方、情報番組・報道番組・バラエティ番組のディレクター、プロデューサーを経て放送作家として活動している。

この回の内容に興味がある方は・・・

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