教育用に使われる楽器のカスタネット。だが、それは本当の名前ではない。正式名称は「ミハルス」。教材として子どもが使いやすいようにカスタネットを改良した小学校の先生の名前からきているという。このように、普段の生活で何気なく使っているモノの名前には正式名称のあるものが多いのだ。今回は、2度目の登場となる名古屋大学大学院教授で言語学者の町田健先生が、意外に知られていないモノの本当の名前を紹介する。
ダンボール箱などに詰める、とても便利なプチプチ。愛らしい愛称だが、正式名称は「気泡緩衝材」と堅苦しい。このように、正式名称があるにもかかわらず、 別の名前で広く世間に広まってしまったモノはたくさんある。1985年、愛らしいルックスと名前でたちまち日本のアイドルとなったウーパールーパー。だ が、正式名称は違う。別名が誕生した意外なワケに一同もびっくり。また、イカツイお兄様方に人気のパンチパーマも正式名称ではない。このヘアスタイルの生 みの親は北九州市の理髪店のご主人、永沼さん。ご本人が明かすパンチパーマ誕生の物語!さらに、パンチパーマと呼ばれるようになった理由にスタジオの一同 も納得する!?そのほか、スタジオでは正式名称よりも愛称が有名になってしまったモノを紹介する。
また、知られざる様々な正式名称をドラマ仕立てにして紹介。みかんの白い筋の本当の名前や、めまいのユニークな正式名称など、一同も驚きの連続!
そのほか、正式名称がイマイチなモノの愛称を考えてあげるお節介企画では、街中でおばあさんが押す姿をよく見かける「老人車(シルバーカー)」と、風俗店 やAVショップで見かける「18歳未満のモノがその営業所に立ち入ってはならない旨のマーク」の親しみやすい愛称を一同で考案する。
「ハテナの自由研究」は、たむらけんじの「永遠のライバトル」!永遠のライバル関係に白黒をはっきりさせる好評企画で、大阪のキタVSミナミ、京都VS神戸、茨木VS高槻に続く第4弾は“守口VS門真”の対決。のどかな門真と都会の守口が熾烈な戦いを繰り広げる!
当番組2回目の登場。言語学者。名古屋大学大学院文学研究科教授。
東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。東京大学文学部助手、北海道大学助教授などを経て現職。
著書に「言語学が好きになる本」「間違いだらけの日本語文法」など多数。
「タモリのジャポニカロゴス」監修・出演を機にテレビ番組で日本語学者としての出演が増え、その個性的な喋り方とキャラクターで人気に。
この回の内容に興味がある方は・・・
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