ビーバップ!ハイヒール

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2011年8月4日(木) 午後 11:17 ~ 深夜 0:17 放送

知られざる関西夏のレジャー物語

ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也、たむらけんじ
ブラックマヨネーズ(小杉・吉田)
安藤絵里菜
岡元昇(ABCアナウンサー)

蒸し暑い夏でも楽しもうと、関西人は昔から数々の夏のレジャーを生みだしてきた。たとえば、都会で働くサラリーマンに人気の屋上ビヤガーデンは大阪・梅田で誕生。当時、日本一の高層ビルだった「第一生命ビル」の屋上で本田技研が展示会を行ったことがきっかけとなる。まだクーラーが普及していない時代、涼しいビルの屋上で飲み食いするスタイルがうけ、連日超満員の盛況ぶりだったとか。そんな関西の夏のレジャーの舞台裏を紹介するのが、番組でもすっかりおなじみになった大阪府立大学教授、橋爪紳也先生だ。今回は、大阪のことを知り尽くす橋爪先生が、関西の夏のレジャーにまつわる、知られざる物語を紹介する。

夏のレジャーといえば海水浴!実は、今から100年ほど前、大阪には“東洋一”と呼ばれる海水浴場があったという橋爪先生。当時の写真には、大賑わいの浜辺の様子が写っている。それは大阪府堺市にあった浜寺海水浴場の写真。その場所は現在の浜寺公園に位置するが、今は緑はあっても海水浴場はない。だが、最盛期には1カ月に37万人もの人出があったという。そこには、海で泳ぐという習慣すらなかった明治時代、集客のために、庶民が楽しく遊べる海水浴場を作ろうと考えた、ある男の狙いがあった。明治、大正と大盛況だった当時のびっくり映像には凡人チームも仰天するほど。だが、なぜ、今は見る影もなくなってしまったのか?浜寺海水浴場がたどった哀しい末路とは・・・。

大阪の盛大な花火大会のひとつに「なにわ淀川花火大会」がある。今年は8月6日に開催されるが、大阪の夏の風物詩として大人気。昨年は60万人もの観客を集めた。実は、この花火大会は、他の花火大会とは大きく異なるところがある。それは、運営すべてが地元・十三の人たちによるものだということ。通常はノウハウや手続きが必要なため、花火業者とエージェントに任せるところだが、淀川花火大会は素人たちが知恵を出し合い、並々ならぬ努力で作りあげてきた。「手作りの、これだけ大きな花火大会は他ではないと思う」と、橋爪先生も絶賛する淀川花火大会を運営する市民たちの奮闘ぶりを紹介する。
また、昔の夏のショッピング事情を紹介。大阪三越百貨店の昭和5年夏のショッピングカタログから、当時のお中元の品や最新流行の水着カタログを取り上げる。ハイソな三越らしい夏の超高級レジャー品には一同も目を見張る!?

 「ハテナの自由研究」は、ブラックマヨネーズの「リカバリー選手権」第10弾。見た目のハンディを男の武器=特技でどれだけ覆せるかを競う人気企画!今回は、リカバリーできない残念な男子続出で、スタジオをドキドキさせる!

橋爪 紳也(はしづめ しんや)
橋爪 紳也(はしづめ しんや)

当番組3回目の登場。
建築史家、都市計画家。建築史・都市文化論専攻。工学博士。京都精華大学創造研究所所長、大阪市立大学年研究プラザ教授などを経て、現在、大阪府立大学21世紀科学研究機構教授。 近代日本の都市開発思潮やイベントデザインについて研究するいっぽう、全国各地で市民参加型のまちづくりや地域ブランド創出事業を企画・実践。
大阪府特別顧問、イベント学会副会長、(財)大阪観光コンベンション協会アドバイザー、大阪府文化振興会議会長などをつとめる。
『大阪モダン 通天閣と新世界』(NTT出版)、『増補 明治の迷宮都市』(ちくま学芸文庫)など著書多数。

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