ビーバップ!ハイヒール

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2011年9月1日(木) 午後 11:17 ~ 深夜 0:17 放送

関西鉄道ミステリー PART4

ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也、たむらけんじ
チュートリアル(徳井・福田)
松井絵里奈
岡元昇(ABCアナウンサー)

日夜、多くの人が利用する大阪環状線。都会を走るため、路線のほとんどが高架になっているが、実は、京橋から森之宮間の線路には、いまだに高架になっていない区間がある。それは、現在の大阪城公園に、かつては日本軍の最高機密の軍事工場があり、電車の中から工場の内部をのぞかれないようにするためだった。当時の痕跡が今も残っているのだ。今回は、鉄道アナリストの川島令三先生が関西の鉄道に潜む数々のミステリーを解き明かす大人気シリーズの第4弾!これまで、数々の鉄道ミステリーを番組で解明してきた川島先生が、今回も関西私鉄の悲劇の物語を紹介する。

まずは、南海電車の“消えた路線”のミステリー。川島先生によると、かつて南海電車は天下茶屋駅と天王寺を結ぶドル箱路線の「天王寺支線」を持っていたという。天王寺といえば、JRをはじめ近鉄や市営地下鉄などが集結する巨大ターミナル。実は、そんな天王寺に南海はいち早く着目していた。1900年に「天王寺支線」を開業すると、瞬く間に人気路線となるが、1960年代に入り、天王寺支線の利用客は減少しはじめる。その理由とは・・・。そして、天王寺支線を廃線に追い込んだ大きな敵とは!?スタジオでは、無理難題をふっかけられ、涙を飲んだ悲運の南海電車の運命に、南海派のたむらけんじが大憤慨!実は、廃線に追い込まれたのは天王寺支線だけではなかった。川島先生が南海電車から消えた「平野支線」の謎も紹介する。

「関西鉄道ミステリー」シリーズのなかでも、とりわけ涙の物語が多い京阪電車。現在の阪急京都線は、もともとは京阪が作った悲願の高速路線だったにもかかわらず、戦後のどさくさにまぎれて阪急に取られてしまったことなど、悲運は尽きない。今回、川島先生が明かす京阪の悲劇は、水の底に沈んだ「おとぎ電車」の物語。1950年代、京阪は、風光明媚な宇治川渓谷に観光列車の「おとぎ電車」を走らせていた。もちろん、今はもう、走っていない。当時は大人気を博したおとぎ電車。一時は大水害に見舞われ、運行停止にしたものの、地元住民からの強い要望により、持ち前の技術力で運行を再開。そんなおとぎ電車が廃線になった理由とは・・・。スタジオでは、京阪を愛するリンゴが、「質実剛健で技術力の高さを誇りながら、交渉力では他社に引けを取るのが歯がゆい」と、京阪の不憫を嘆く。

また、関西のローカル線も紹介。南海の汐見橋駅と岸里玉出駅を結ぶ、通称“南海汐見橋線”と呼ばれる路線を紹介しながら、クイズを出題する。

「ハテナの自由研究」は、チュートリアルの「この中で私が1番!」。自分の自己評価と友だちの評価は合致しているのかを検証する。今回は芸達者な女子大生4人組と、自己主張の激しいモデル4人組が登場。なかでも、モデルチームは、「この中で私が一番、グラマラスなバスト」と自慢する女の子に友人たちが「異議あり!」と、言いたい放題のトークバトルを展開する!

川島 令三(かわしま りょうぞう)
川島 令三(かわしま りょうぞう)

当番組4度目の出演。鉄道アナリスト。兵庫県立芦屋高等学校、東海大学を経て、電気車研究会『鉄道ピクトリアル』編集部に勤務。
その後鉄道専門出版社『ジェー・アール・アール』設立に参画。現在は鉄道に関する著作の執筆、及びテレビなどで鉄道関係のコメンテーターとして活躍。
現在早稲田大学政治経済学部特別講師(交通経済学)。著書『全国鉄道事情大研究』シリーズは10年以上続き、現在も続刊中の人気を誇る。
他、著書に『【図説】日本の鉄道 東海道ライン』『なぜ福知山線脱線事故は起こったのか』など多数。

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