ビーバップ!ハイヒール

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2011年11月17日(木) 午後 11:17 ~ 深夜 0:17 放送

知られざる『単位』ナゼ?ナニ?物語

ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也、たむらけんじ
ブラックマヨネーズ(小杉・吉田)
安めぐみ
岡元昇(ABCアナウンサー)

長さや重さ、お金や時間など、日常生活のありとあらゆるところで使われる“単位”。そもそも、単位が生まれたのは、農耕が始まった時代、収穫した作物を均等に分けるため、共通のモノサシとしての入れ物が使われるようになったのがはじまり。以来、人類はより使いやすく、正確な単位を求め、苦労を重ねてきた。そんな単位にまつわる知られざる物語を紹介してくれるのが、立教大学講師で博士(理学)の小谷太郎先生。今回は、小谷先生が人類の大発明のひとつ、“単位”について解説する。

私たちが日常生活で当たり前に使う単位。だが、その由来や成り立ちは知らずに使うことが多い。そこで、様々な単位の由来を、結婚を控えたカップルを主人公にしたドラマ仕立てで紹介する。結婚といえばダイヤモンドのリングだが、宝石の重さを表す単位は「カラット」。これを気にする女性は多いが、カラットの由来を知る女性は少ない。そんな「カラット」の語源や由来を紹介するほか、温度の単位「℃」や「摂氏」と「華氏」の違い、食パンだけに使われる単位「斤」など、まさにトリビア的に由来を解説。なかでも、面積を表す「坪」の、日本人らしい由来に一同は感心する。

昔から日本で使われている長さを表す単位は「尺」。だが、19世紀後半以降、「メートル」が世界標準となり、日本でも使われるようになったが、そもそも1メートルは何を基準にして決められたのか?「メートル」誕生の背景には、当時の科学者の並々ならぬ努力と、壮大な物語があった。時は18世紀末。800種類以上の重さと長さの単位が混在したフランスでは国王ルイ16世の命のもと、科学者たちが長さを表す新しい単位を決める。それが、古代ギリシャ語で「測ること」を意味する「メートル」だった。そして、「メートル」を世界中でいつまでも使うことのできる普遍的な単位にしようと、科学者たちは様々な議論を繰り返し、幾多の苦難を乗り越え、「メートル」という単位の定義に漕ぎつける。凡人チームが「あんな苦労があったんや」と驚いた壮大なドラマとは・・・!スタジオでは、重さの単位「キログラム」の定義にまつわる最新情報を紹介する。

また、日常生活では使わないが、ちょっと気になる単位も紹介。一見すると愛らしく思えるが、実は残酷な由来をもつ「マウスユニット(MU)」は、何の単位か!?

「ハテナの自由研究」は、ブラックマヨネーズの「弟子は師匠を超えられるか!?」。最近は、なかなか師匠が勝てず、不穏な現場の空気にブラマヨやスタジオの面々をドキドキさせているが、今回は、中華料理店の中国人師弟対決と洋食店の師弟対決。なかでも「洋食の店もなみ」では、70歳にして弟子入りし、師匠よりも貫録のある女性の強烈なキャラクターに一同が釘づけに!?

小谷 太郎(こたに たろう)
小谷 太郎(こたに たろう)

立教大学客員教授。平塚市在住。東京大学理学部物理学科卒。理学博士。理化学研究所、NASAゴダード宇宙飛行センターなどを経て、早稲田大学研究院、青山学院大学、東京工業大学など、複数の大学に籍を置き研究を続けている。研究テーマは銀河系内ジェット天体と放射線検出装置。
著書に『図解雑学 単位と定数のはなし』『宇宙の話』『「元素」のスゴい話 アブない話』『宇宙の謎が手に取るようにわかる本』『宇宙で一番美しい周期表入門』など多数。

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