ビーバップ!ハイヒール

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2012年03月29日(木)

紙幣を見れば世界が分かる!

ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也、たむらけんじ
ブラックマヨネーズ(小杉・吉田)
渡辺美由紀(NMB48)
岡元昇(ABCアナウンサー)

世界に流通する紙幣のデザインはさまざまだが、日本やアメリカでは歴史的に著名な人物の肖像が描かれている。アフリカの国々でも人物が描かれることは多いが、日米と違うのは複数の人物が描かれていること。それは、部族間の抗争が絶えない国が多く、一人に絞って争いの種になることを避けているのだ。また、17もの言語が書かれるインド紙幣など、紙幣には、その国の歴史や文化、国民の思いが込められている。今回は、大蔵省印刷局勤務を経て、現在は紙幣研究家として活躍する植村峻先生を迎え、世界の紙幣に込められた意味を読み解いていく!

紙幣の調査研究機関を立ち上げ、図鑑も出版する植村先生は世界の紙幣コレクター。先頃、来日して話題になったブータン王国の国王と王妃が印刷されたブータンの記念紙幣など、コレクションの一部を紹介しながら、あまり知られていない紙幣コレクションの世界について紹介する。

世界の紙幣にはさまざまなデザインが施されているが、紙幣には、その国の素顔が見えるという植村先生。世界有数の自然遺産を有する南アフリカ共和国の紙幣に描かれるのは、すべて動物だ。額面順にサイ、ゾウ、ライオン、バッファロー、ヒョウと続くが、百獣の王、ライオンよりバッファローやヒョウの金額が高いのはなぜなのか?「なるほど!」と納得する、その理由とは!?また、動物しかデザインされなかった南アフリカの真実、さらには紙幣に込められた新たなる平和と平等への動きを紹介する。また、世界一偽造しにくい紙幣といわれる技術国スイスの紙幣をピックアップ。あまりに緻密な偽造防止の最新技術にスタジオの一同も驚愕する!世界有数の産油国、クウェートはイスラム教により偶像崇拝が禁止されており、水差しやランプなどが紙幣にデザインされている。だが、1994年の紙幣には人間が描かれた。そこに込められたクウェートの思いとは・・・!

日本の紙幣に日本のものが描かれるのは当然だが、カンボジアの1000リエル紙幣には、通称「日本橋」と呼ばれる橋が描かれている。1966年に日本がカンボジアのために建設した橋で、首都プノンペンと農作物の産地を繋ぐ重要な橋だ。この完成により、経済が活気づいたカンボジアだったが、その後の激しい内戦で橋は破壊。そして、1993年に橋修復のプロジェクトがスタートする。だが、日本から乗り込んだ大林組の技術者の前には数々の困難が立ちはだかる!様々な苦難を乗り越え、まさに命がけで橋再建のために戦った熱い男たちの物語を紹介する。

スタジオでは、一同が自腹の1000円札と世界の紙幣を交換するゲームを繰り広げる。世界の紙幣には日本円で1000円以上のものから、かなり減ってしまうものまで14種類がスタンバイ。トップをきって渡辺が、カザフスタンの10000テンゲ紙幣と交換するが、日本円に換算すると・・・!?

「ハテナの自由研究」は、ブラックマヨネーズの「センスがあればモテるのか!?」。世の中にはルックスがイマイチでも女性にモテる男性がいる。それはセンスがいいからなのか?そこで、センスのあるブサイクとイケメンが激突!姿カタチは隠して、どちらが女子を喜ばせることができるかを競う!

植村 峻(うえむら たかし)
植村 峻(うえむら たかし)

紙幣調査研究機関カレンシー・リサーチ取締役社長。
1958年・東京都立大学法経学部卒業後、大蔵省印刷局勤務。紙幣や切手印刷に関する国際会議等に参画出席、紙幣や切手の技術や歴史等に関する著作を著す。
1994年退職後、世界の紙幣等を調査研究する機関としてカレンシー・リサーチを創立、取締役社長就任。
現在、財団法人・印刷朝陽会専務理事、事務局長。お札と切手の博物館顧問。

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