私たちの生活において、様々な栄養素をたっぷりと含む野菜は欠かすことのできない大切な食べ物。しかし、意外と野菜については知らないことは多く、間違った取り扱いをすることもある。たとえば、タマネギは保存適温が低いため、常温ではなく、冷蔵庫で保存するのがよいという。また、木になる果実のみを果物と呼ぶことから、フルーツだと思われがちなイチゴは実は野菜!そして、野菜の棚でよく見かけるカボスはフルーツなのだ。そんな野菜のことを何でも教えてくれるのが恵泉女学園大学教授の藤田智先生。“ドクター・ベジタブル”とも呼ばれる藤田先生が知られざる野菜の神秘を解き明かす!
ホウレンソウやダイコン、サツマイモ、カボチャやゴボウなど、私たちが普段食べている野菜。あまりに身近すぎて深く考えたこともないが、手にとってじっと見つめると、不思議なことがいっぱい。たとえば、世界の野菜の生産量でダントツ1位を誇る南米原産のトマト。一口かじると、中のヌメヌメした部分が出てくるが、なぜ、ヌメヌメしているのか?そこには、トマトの神秘のメカニズムが隠されていた!また、形の似ているカリフラワーとブロッコリーには意外な関係があるという。そこにキャベツも加わった驚きの真実とは!?スタジオでは、「知らんことばっかりやった!」と、食べるばかりだった凡人チームが反省!?そこで、野菜を使った慣用句やことわざにまつわるクイズを出題する。演技が下手な役者を“大根役者”と呼ぶが、それはダイコンのある特徴からきているという。それはどんな特徴か?
ソースにしても、煮込んでも、生食でも美味しい万能食材のタマネギ。地中海沿岸に生まれ、スタミナをアップする野菜として古代エジプト時代から重宝されたという。野菜の中ではトップクラスの消費量を誇るほどの人気と、動脈硬化や高血圧の改善を助けるという才能も評価され、今では“野菜界のスーパースター”的存在だ。日本に入ってきたのは江戸後期だが、食用ではなく、鑑賞用の花として人気が広まった。そんなタマネギが食材として日本で人気を獲得するまでの苦難の物語を紹介する!
また、知っているとオイシイ野菜の常識クイズを出題。ゴボウとジャガイモ、ホウレンソウにまつわる問題に一同が解答する。全問正解者には超高級かつ貴重な野菜料理が食べられるとあって、盛り上がる凡人チーム。「ホウレンソウは葉より赤い根元にたっぷり栄養がある」は○か×か!?
「ハテナの自由研究」は、ブラックマヨネーズの「リカバリー王選手権」。見た目を特技でどれだけリカバリーできるかを競う、ブラマヨの人気企画。第12弾の今回は、女性に大人気の特技で強力なリカバリーを見せる男性や、強烈なキャラクターにスタジオも騒然となる男性が登場する!
恵泉女学園大学教授。秋田県生まれ。
宮沢賢治に憧れて岩手大学農学部へ進み、大学院修了。
恵泉女学園大学人間社会学部教授として生活園芸、野菜園芸学の教鞭を執るほか、各地で講演や家庭菜園指導を行う『野菜づくりの伝道師』。
園芸関係の著書として、「野菜づくり大図鑑」「キュウリのトゲはなぜ消えたのかーサプライズな野菜学」など100冊以上を執筆している他、NHKなどのテレビ・ラジオへの出演も多数あり、幅広く活躍中。
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