ビーバップ!ハイヒール

  • 番組概要
  • 過去の放送内容
  • 出演者
  • モバイル
放送内容
過去の放送内容
BACKNUMBER

2012年12月20日(木)

大切なあの人に送りたくなる 心に響く年賀状

ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也、たむらけんじ
ブラックマヨネーズ(小杉・吉田)
夏川純
岡元昇(ABCアナウンサー)

もうすぐお正月。そして、お正月にやって来るモノといえば年賀状!最近ではメールで済ませる人も多いが、それでも毎年40億枚近くの年賀はがきが発行されている。平安時代に始まったといわれる年賀状は、明治時代に習慣化。だが、昭和に入り、日本が戦争の道を歩み始めると、日本から年賀状は消える。終戦後もしばらくは復活しなかったが、大阪人のアイデアと努力で復活し、「お年玉くじ」つきの年賀はがきが誕生した。そんな年賀状に隠された物語を教えてくれるのが、郵便学者の内藤陽介先生。収集した切手やはがきなどから歴史をひも解く郵便学のスペシャリストだ。今回は、内藤先生が年賀状にまつわるさまざまな物語を紹介する。

欧米などではクリスマスカードが盛んであり、世界でも年賀状を送る習慣が盛んなのは日本特有のものだという内藤先生。では、日本のお正月にはどんな年賀状が飛び交っているのだろうか。今回は、普段あまり見ることのできない著名人たちの年賀状を一挙公開。年賀状に記した目標を達成した有言実行の王貞治や生粋の技術屋ならではの年賀状を毎年、送ったホンダの創業者、本田宗一郎など、年賀状には、その人らしさが全面に現れている。漫画家の年賀状には贅沢にもキャラクターが大集合!「天才バカボン」をはじめ数々のギャグ漫画を世に送り出した赤塚不二夫も毎年、彼のキャラクターたちと新年のあいさつを届けた。そして、2008年にこの世を去った赤塚。だが、翌年、いつものように年賀状が届く。そこに描かれていたのは・・・!また、“漫画の神様”手塚治虫も毎年、趣向を凝らした年賀状を描くことで知られていた。ファンを大切にし、ファンレターにも必ず目を通していた手塚は、彼のキャラクターを巧みに描いた少年の年賀状に感心し、年賀状を返信する。その少年とは、のちの・・・!スタジオでは、モモコや夏川純、江川先生の年賀状を紹介する。

実際にあった年賀状のエピソードを募集する「年賀状思い出大賞」。このコンテストに寄せられた思い出の中から珠玉のエピソードをVTRで紹介。なかでも、初恋の思い出が綴られたエピソードには、一同もキュンキュンする!また、スタジオでも凡人チームの面々が年賀状にまつわる思い出を明かし、盛り上がる。

「ハテナの自由研究」は、たむらけんじの「溺愛ランキング」。今回は、街の「ゆるキャラ」を溺愛する職員が集合。高槻市の「はにたん」、茨木市の「いばらっきーちゃん」、東大阪市の「トライくん」、八尾市の「ヤッタくん」とともに現れた職員たちは、自分たちでカワイイ順位を決めようとするが、一歩も譲らず・・・!?

内藤 陽介(ないとう ようすけ)
内藤 陽介(ないとう ようすけ)

郵便学者、ノンフィクション作家。
東京大学文学部卒業。切手などの郵便資料から国家や地域のあり方を読み解く郵便学を提唱。世界的な切手コレクターでもある。日本国内における最大規模の切手展「全国切手展」の審査員や切手の博物館副館長を歴任。
著書は『年賀状の戦後史』『事情のある国の切手ほど面白い』『反米の世界史 ― 郵便学が切り込む』など多数。

この回の内容に興味がある方は・・・

トップへ戻る

©ABC TV All rights reserved.