ビーバップ!ハイヒール

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BACKNUMBER

2013年5月2日(木)

スーパースターに挑み続けた天才NO.2物語

ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也、たむらけんじ
チュートリアル(徳井・福田)
鹿沼憂妃
八塚彩美(ABCアナウンサー)

ウサイン・ボルトやタイガー・ウッズ、イチローなど、説明の必要がないほど誰もがその名を知るスーパースターたち。勝負の世界で勝ち上がって来た彼らだが、彼ら勝者の影には必ず、知られざる敗者がいる。日本陸上界のスーパースターといえば、アテネオリンピックのハンマー投げ金メダリストであり、日本選手権18連覇の偉業を遂げた室伏広治選手がいるが、そんな彼に挑み続けるのが、日本選手権9年連続第2位という辛酸をなめてきた土井宏昭選手だ。室伏選手がいる限り、1位にはなれず、「室伏さんが太陽なら、自分は月」と自らおどけてみせる土井選手。それでも競技を続けるために会社を辞め、今も室伏選手に挑み続けている。そんなスーパースタープレーヤーの影に隠れたNO.2の物語を教えてくれるのは、番組2度目の登場となるスポーツライターの織田淳太郎先生だ。「本当のドラマは敗者の中から生まれる」という織田先生が、NO.2の物語を紹介しながら、敗者の美学を浮き彫りにする。

かつて、女子柔道の世界に長井淳子という選手がいた。だが、その名を知る人は多くない。父は東京オリンピックの日本代表という柔道一家に生まれ、高校2年生、3年生と全国高校選手権を連覇した長井。夢はオリンピックで金メダルをとることだった。しかし、そんな彼女の前に立ちはだかったのが、後にシドニー五輪、アテネ五輪と2大会連続で金メダルに輝いた女子柔道界の天才スター選手、田村亮子。彼女と同じ48キロ級の長井はバルセロナ五輪の出場をかけた戦いで初対決を迎える。だが、先制したにもかかわらず、判定負け。次こそは!と挑むも、田村との対戦では判定負けが続く。田村の出場しない大会では圧倒的な強さを見せ、世界トップクラスの実力を持ちながら、オリンピックに出場できなかった長井淳子のNO.2の柔道人生とは・・・。また、スタジオでは歴史的大一番で敗者が語った味のあるコメントを紹介する。

まもなく国民栄誉賞が授与される長島茂雄。“ミスタージャイアンツ”“ミスタープロ野球”と呼ばれた長島は、織田先生も「野球を芸術にまで押し上げた人物」と評するほど記憶に残るプレーヤーだった。そんな日本のスーパースターとして知られる長島の影でNO.2となった男の名は、難波昭二郎。東京六大学野球で長島が活躍した当時、関西六大学野球で同じように活躍していたのが難波だった。長島と同じ「4番・サード」だったことから、“東の長島 西の難波”と呼ばれていた2人。当時はドラフト制ではなく、入団したい球団を選手が選べる時代で、2人は別々の球団へ行くはずだった。しかし、運命の歯車が動き出す。長島と難波の意外な関係にスタジオの一同も「凄い!」と仰天する!

また、スタジオでは「大阪のNO.2」に関するクイズを出題する。

「ハテナの自由研究」は、3年半ぶりに「メシー1グランプリ」が復活!絶対王者のチュートリアル徳井に勝ちたいと、過去4戦4敗のたむらけんじが再挑戦する!エントリーは、たむけんを筆頭に、まだまだ新妻の安めぐみと、お馴染みのテンダラー白川、さらに中華のプロも参戦。なかでも、「不正疑惑がある!」と徳井に因縁を付けるたむら。絶対に負けられない戦いと意気込むたむらに、徳井は再び絶対王者の実力を見せることができるのか!?

織田 淳太郎(おだ じゅんたろう)

織田 淳太郎(おだ じゅんたろう)

スポーツライター。北海道生まれ。早稲田大学卒業。大学在学中はボクシング部で、バンタム級を主戦場にして活躍。卒業後土木作業などのアルバイトを転々とした後、週刊宝石(光文社)の記者に転身。その後、歴史作家の戸部新十郎氏の知遇を得て、ノンフィクション 作家を志す。独立後はスポーツ総合誌「Number」を始め、各種雑誌に寄稿する傍ら、本格的ノンフィクションに着手。著書にスポーツものが多いが、勝敗にはあまり関心がなく、むしろ「敗者の美学」にこそ物事の本質が潜むと考える。取材スタンスはあくまでも、人間の影に光を当てること。
著書に『巨人軍に葬られた男たち』、『捕手論』、『コーチ論』、『ジャッジメント』など。

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