メジャーリーグで活躍するプロ野球選手・イチロー、海外からも高い評価を受ける映画監督・北野武など、日本人の誰もが知り、同胞であることを誇りたくなる日本人スターたち。しかし世界各国には、我々が知らない、現地の人々に愛され続けている日本人が数多く存在する。そんな素晴らしき日本人の物語を教えてくれるのが、今回2回目の登場となる日本史研究家・白駒妃登美先生。「世界にある国の数だけ尊敬される日本人がいる」と語る白駒先生が、異国の地でさまざまな困難を乗り越えながら現地の人々に尽くした“愛される日本人”にまつわる感動のストーリーを紐解いていく。
現在、世界で90の国と地域に埋められ、100分に1人が被害に遭っているという悪魔の兵器「地雷」。その数は1億個以上といわれ、根絶は不可能ともいわれている地雷の除去に情熱を燃やす日本人がいる。その名は雨宮清。山梨県で建設機械会社を営む雨宮が挑むことになったきっかけは、1994年、商談で訪れたカンボジアで目にした驚くべき光景だった。多くの子どもたちが地雷で足や腕を失っていたのだ。ショックを受ける雨宮に、片足をなくした女性がこう言ったという。「あなた日本人ですよね?私たちの国を助けてください」。その言葉に何も返せず、ただ立ち尽くすだけだったという雨宮。だが、この悲惨な現状を「なんとかしたい!」という強い思いに突き動かされた雨宮の決断とは…?スタジオでは、海外での地雷除去に挑む雨宮が、日本を発つ前に行ったことをクイズで出題。雨宮の命がけの決意がうかがわれるその行動に「すごい覚悟!」とスタジオ一同は絶句!
さらに、日本から遠く離れたアラスカの地で奇跡を起こした日本人の物語も紹介する。アラスカ北部、ブルックス山脈には「ヤスダマウンテン」と日本人の名前がつけられた山がある。その由来となったのが、今からおよそ100年前、この地を訪れた“フランク安田”こと本名・安田恭輔。もともとはアメリカの沿岸警備船で働いていた安田が、なぜ山に名を残すほどアラスカで愛されるようになったのか?そこには、自らの命の危険も顧みず、人々のために尽くし、奇跡とも呼べる偉業を成し遂げた安田の壮絶な人生があった!
また、これから世界で愛されること間違いなし!?の関西のスーパー高校生たちも紹介する。スタジオには、ある競技の世界ジュニア選手権で優勝し、女優の柴咲コウ似の美少女として話題のスーパー女子高生が登場!華麗な技でスタジオ一同を圧倒する!
「ハテナの自由研究」は、チュートリアルの「男女両道女グランプリ」。同じ女性でも、異性から見た場合と同性から見た場合の評価は違うもの。男ウケする女性は女ウケが悪かったり、逆に女ウケする女性は男ウケが悪かったりするケースも多い。そこで、男ウケも女ウケもいい“文武両道”ならぬ“男女両道”な女性はいるのか?を検証!男性には好感度バツグンの美女に対し、女性が繰り出す容赦ない辛口評価にスタジオが凍り付く!?
白駒 妃登美(しらこま ひとみ)
日本史研究家。埼玉県生まれ、福岡県在住。
幼少の頃、伝記や歴史の本を読み、その登場人物と対話することが楽しみだった。特に、福沢諭吉が大好き。
慶應義塾大学経済学部卒業後、大手航空会社の国際線客室乗務員として7年半勤務。現在は、独自の視点をもつ歴女ぶりが注目され、東京・福岡・大阪等で、歴史が苦手でも歴史が大好きになってしまう歴史講座を多数開催。
共著に「人生に悩んだら「日本史」に聞こう~幸せの種は歴史の中にある」がある。
この回の内容に興味がある方は・・・
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