ビーバップ!ハイヒール

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2013年8月1日(木)

食の方言を探れ!関西食べ物ミステリー

ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也、たむらけんじ
チュートリアル(徳井・福田)
池田夏希
八塚彩美(ABCアナウンサー)

豚まんを買って、カラシがついてくるのは関西だけ。そもそも、関東では「豚まん」ではなく「肉まん」だ。また、関西の寿司屋では当たり前のように鰻の寿司を食べられるが、関東の高級寿司店に鰻のネタはない。そのほか、「ところてんに黒蜜」「ざるそばに付くうずらのたまご」なども全国共通ではなく、ローカルな食文化なのだ。言葉に“方言”があるように、食にも“方言”がある。そんな“食の方言”のエキスパートで、ローカルな食文化についての著書を出版しているのが、日本経済新聞社の特別編集委員、野瀬泰申先生。今回は、野瀬先生が関西の食文化のミステリーを次々と解明する。

野瀬先生が食のローカル文化を調査するきっかけになったのが、「天ぷらにソースをかける」という関西の食文化。野瀬先生の生まれ育った東京では、天ぷらには天つゆか塩。ソースをかける食文化に衝撃を受けたという。一方、関西出身の凡人チームからは、「天かすのことは、あげ玉」「串かつは串あげ」「生レバーはレバ刺し」など、関西での呼び名と関東での呼び名の違いに驚いたという。

そんな関西ならではの食文化の謎を解明!「カレーに生卵をのせる」のは、実は大阪を中心とした関西独自の食文化で、関東より北の地域では、卵をのせる際には輪切りにしたゆで卵が基本だとか。では、なぜ関西だけに「カレーに生卵」の文化が広まったのか?それは、まだ、カレーが上流階級の食べ物だった明治時代に謎を解くヒントがあった。さらに、「カレーに生卵」の文化を大阪に広めた明治時代創業の老舗とは!?さらに、中華まんが関西では「豚まん」、関東では「肉まん」と呼ばれる理由や、「豚まんにカラシ」が根付いた理由を解説。これには、スタジオの一同も「そうやったんか!」と納得する!

関東と関西の違いだけでなく、関西の中でも呼び方の異なるものがある。そのひとつが、「メロンパン」と呼ぶ人と、「サンライズ」と呼ぶ人に分かれる謎のパン。なぜ、関西のなかでも呼び方が異なるのか?そして、全国的には「メロンパン」と呼ばれる意外な理由も明かされる。

「ハテナの自由研究」は、チュートリアルの新企画「モテぽちゃ女子力チェック」。ぽっちゃりしているのに、なぜかモテる女の子を“モテぽちゃ女子”と呼ぶが、彼女たちは本当にモテるのか?を検証する。自称“モテぽちゃ女子”の2人に読者モデルの2人が加わり、4対4の“ねるとんパーティ”を行う。はたして、“モテぽちゃ女子”の実力は!?

野瀬 泰申(のせ やすのぶ)

野瀬 泰申(のせ やすのぶ)

日本経済新聞編集委員。福岡県生まれ。
1975年、日本経済新聞社入社以降、社会部、東京本社文化部等を巡り、大阪本社文化担当部長に。
その際、ソースをかけた天ぷらを食べる大阪の人々を見て以来10年余、地域独特の食文化を『食の方言』と名づけ、独自の調査を続けている。
著書に『全日本「食の方言」地図』『秘伝「たこ焼きの踊り食い」』『食品サンプル観察学序説』など多数。

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