ビーバップ!ハイヒール

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2013年10月10日(木)

名曲に秘められた『めぐり逢い』 あの人がいたから歌が生まれた

ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也、たむらけんじ
チュートリアル(徳井・福田)
阪井あゆみ
八塚彩美(ABCアナウンサー)

時代を超え、世代を超えて人々の心をとらえる名曲には、アーティストが歌に込めたメッセージがある。CMに起用されて話題になった中島みゆきの「ファイト!」は、一人の少女との出会いがきっかけで生まれた。30年前に書かれたこの曲は、中学を卒業してすぐに働きだした少女が切々と綴った悩みに応え、中島みゆきが作った歌だった。そんな名曲にまつわる知られざる物語を紹介してくれるのが、番組4度目の登場となる音楽評論家の富澤一誠先生。長年、「日本レコード大賞」には欠かせない役割を担ってきた日本音楽界の重鎮、富澤先生が、今回は“出会い”をテーマに、名曲に秘められたドラマを紹介する。

この夏、大ヒットした宮崎駿監督最後の作品といわれる映画「風立ちぬ」。その主題歌として、よく耳にしたのがユーミンの名曲「ひこうき雲」だ。およそ40年前に生まれたこの名曲にはユーミンの淡い青春物語が秘められている。それは、ユーミンがまだ小学生だった頃、同じクラスにいた一人の少年との出会い・・・。今も愛され続けるこの歌に秘められた物語とは?ユーミンの言葉を基に再構成したVTRで秘められたドラマを紹介する。エピソードを知ると、その曲のイメージが変わる場合もあるが、富澤先生は、「曲に固定したイメージがつくと広がらないため、アーティストはあまり裏側のエピソードを語らない」とか。また、ユーミンの歌の魅力を富澤先生が解説する。

今年、発売から20年を記念し、新しく生まれ変わったTHE BOOMの「島唄」。富澤先生によれば、英語だけでなく、スペイン語やロシア語のほか、アルゼンチンではカヴァーした地元の歌手が国内の音楽賞を受賞するなど、世界で歌われるこの歌は、日本初の世界的名曲だという。曲については阪井あゆみが「失恋ソングだと思う」というとおり、男女の恋愛を歌っているというイメージが強いが、実は、まったく違う。これは、沖縄出身ではないTHE BOOMの宮沢和史が沖縄を訪ねた際に、ある女性と出会ったことから生まれた歌だった。宮沢に衝撃を与えた沖縄の女性とは!?そして、アルバムの中の一曲としてひっそりと生まれた「島唄」に、宮沢が込めた沖縄の魂とは・・・!

また、誰もが知る著名人をモデルに作られた曲を紹介。ザ・ハイロウズの「日曜日よりの使者」で甲本ヒロトがモデルにしたお笑い芸人とは!?

「ハテナの自由研究」は、チュートリアルの「美魔女or微魔女」の第2弾。自称“美魔女”の女性を20代の男女10人に審査してもらい、本物の美魔女なのか、それとも微妙な魔女なのかを判定する。自称年齢よりも20代が判定した見た目年齢が上の場合は、即座に微妙な魔女になるが・・・!

富澤 一誠(とみさわ いっせい)

富澤 一誠(とみさわ いっせい)

音楽評論家。日本レコード大賞常任実行委員。
長野県生まれ。70年、東京大学に入学するが中退。翌年、音楽誌への投稿を機に音楽評論活動に専念するように。現在、ジャパニーズ・ポップス専門の音楽評論家として、広く評論活動を展開。
92年、プロデュースしたアルバム『ASIAN VOICES』(BMGファンハウス)で第34回日本レコード大賞“企画賞”を受賞。レコード大賞審査員、ジャパン・オープン選考委員などを歴任。他に、多数のラジオ番組のプロデューサー&パーソナリティーを勤めている。

この回の内容に興味がある方は・・・

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