秘密結社とは、“入会儀礼”と“守るべき誓約の秘密”がある団体のこと。そんな秘密結社が世界には数多く存在し、活動している。最も有名な秘密結社といえば、フリーメイソンで、「アメリカ合衆国はフリーメイソンによって作られた」という陰謀説まであるほど。それを裏付けるかのように、アメリカの1ドル紙幣にはフリーメイソンのシンボルが描かれていたり、自由の女神像の台座にはフリーメイソンのシンボルマークと共に意味深な一文も記されている。さらに、初代大統領ジョージ・ワシントンをはじめ、歴代大統領44人のうち15人がフリーメイソンであり、著名人の中にも多い。だが、活動内容はあまり明かされていないのが現状だ。そんな謎に包まれた秘密結社について真実を追究しているのが、宗教学者の辻隆太朗先生。今回は、辻先生が謎の多い秘密結社の実態を解き明かす。
秘密結社というと、なんとなく怪しい存在のように感じてしまうが、実態はどうなのか。その代表格ともいえるのが、フリーメイソンだ。まずは、神秘のベールに包まれたフリーメイソンの真実に迫る。会員数は全世界で約600万人。世界各地には「ロッジ」と呼ばれる集会所があり、日本の本部は東京タワーの横のビルに存在する。世界を操るなど、怪しい組織と思われがちだ。そんなフリーメイソンの発祥から現在までの歴史的経緯を紹介。陰謀を企てていると疑われる理由とは!?スタジオでは、入会条件や現在の活動内容、フリーメイソンにまつわる都市伝説の真偽などを辻先生が解説する。
フリーメイソン以外にも、世界に知られる秘密結社がある。中でも、本当に怖いのが、政治的秘密結社の「クー・クラックス・クラン」(通称KKK)と、犯罪的秘密結社の「マフィア」だ。白人至上主義を唱え、不気味な白装束をまとうKKK誕生のきっかけとは?一方、19世紀半ばにイタリア南部のシチリア島で誕生したとされるマフィアの“血の掟”とは!?
さらに、世界には一風変わった掟や儀式を持つ秘密結社がたくさんある。元アメリカ大統領のジョージ・ブッシュも入会していたエール大学の超エリートのみが入会できるという秘密結社「スカル&ボーンズ」の、かなり恥ずかしい入会儀式とは?
「ハテナの自由研究」は、たむらけんじの「一流料理人のいめちぇんクッキング」。今回はニンジンが食べられないという人のために、一流料理人がニンジンを劇的にイメチェン!ニンジン嫌い全員に「おいしい」と言わせれば、賞金10万円を獲得できる。料理教室の名物講師は4度目の挑戦!はたして、10万円をゲットできるのか!?
辻 隆太朗(つじ りゅうたろう)
この回の内容に興味がある方は・・・
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