ビーバップ!ハイヒール

  • 番組概要
  • 過去の放送内容
  • 出演者
  • モバイル
放送内容
過去の放送内容
BACKNUMBER

2014年1月23日(木)

現代人の心に響く 時空を越えた古典文学

ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也、たむらけんじ
チュートリアル(徳井・福田)
浜口順子
八塚彩美(ABCアナウンサー)
ゲストブレーン
荻野 文子(おぎの あやこ)
この回の内容に興味がある方は・・・

昨年11月に公開されたスタジオジブリの最新作「かぐや姫の物語」は、日本最古の物語といわれる「竹取物語」をモチーフにした作品。このような古典文学が今も現代人に受け入れられるのは、心に響く人間の普遍的な本質が描かれているからだ。「春はあけぼの」で知られる清少納言の「枕草子」も、綴られている内容は独身アラサー女の忌憚のない本音で、まさに現代のツイッター。実は古典文学は今の私たちにも親しみやすいものなのだ。そんな古典文学の魅力を紹介するのが、学研WEB講座特別講師の荻野文子先生。長年にわたり、予備校の講師として人気を博し、著書「マドンナ古典シリーズ」は受験生のロングセラーになっている。「古典文学はホラーやサスペンス、男女の機微まで、今と照らし合わせて読んでみるとおもしろい」という荻野先生が、今回は古典文学を楽しく紐解いていく。

「授業では物語の内容より文法ばかりを勉強するので、難しいイメージがついてしまっている」という荻野先生。そこで今回は内容を重視し、数ある古典の中から荻野先生が厳選した作品を紹介する。まずは、平安時代末期に作られたと思われる「今昔物語」。日本最大の説話集であり、一話が短く、テンポがあって読みやすいとか。「今昔物語」の中から荻野先生がチョイスした、現代人にも通じる作品を、現代ドラマに置き換えて紹介する。いずれも男女のエピソードだが、荻野先生によれば、「テレビでは紹介できないような男女のきわどい話もたくさん描かれている」とか。そんな説話をクイズで出題する。

日本三大随筆のひとつといわれる吉田兼好の「徒然草」。荻野先生いわく、「偏屈ジイサンのぼやきで、じわじわと後から効いてくる人生訓」だという。つれづれなるままにぼやいた言葉は的を射ており、現代人の心をとらえる人生哲学でもある。そこで、吉田兼好が現代に甦り、「徒然草」の中の含蓄ある言葉で現代社会を次々と斬っていく!かつて、番組で「金、金、金やがな!」と言い放ったたむらけんじに吉田兼好は・・・!?スタジオでは、下級武士から出家した吉田兼好について荻野先生が解説する。

また、「徒然草」に綴られる人生訓にまつわるクイズも出題する。

「ハテナの自由研究」は、たむらけんじの「夫婦スッキリさせまSHOW」。面と向かって言いにくい夫婦の本音をビデオレターで伝え、スッキリしてもらおうという企画。今回は、バイトをしながらロックンローラーを続ける夫へ妻と娘が最後通告!?さらに、年上妻に怯える恐妻家の夫が妻へ恐る恐る本音を伝えると・・・!

荻野 文子(おぎの あやこ)

荻野 文子(おぎの あやこ)

兵庫県西脇市生まれ。
上智大学文学部国文科卒業後、予備校講師になり、代々木ゼミナール、東進ハイスクール等で『マドンナ先生』として人気を博す。
現在、学研Web講座特別講師。
著書は『マドンナ古文』シリーズ8冊のほか、『千年の恋心~源氏物語を彩る女君たち~』、『英語対訳で読む美しい日本の「こころ」』など多数。

この回の内容に興味がある方は・・・

トップへ戻る

©ABC TV All rights reserved.