ビーバップ!ハイヒール

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2014年4月17日(木)

日本語ミステリー 秘められた古代人からのメッセージ

ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也、たむらけんじ
チュートリアル(徳井・福田)
阪井あゆみ
八塚彩美(ABCアナウンサー)
ゲストブレーン
木村 紀子(きむら のりこ)
この回の内容に興味がある方は・・・

現代では当たり前のように日本語の文字を使っている私たちだが、古代の日本人はまだ文字を持っていなかった。言葉が「声」としてだけ存在し、文字のない時代に、古代の人たちが話していた「原始日本語」は、どんなものがあったのか。そのひとつが、現代では駅伝の走者や選挙活動の政治家に使われる“タスキ”だ。古墳時代の遺跡から出土した埴輪の中にもタスキをかけているものがある。「タスキ」という言葉は「タ」と「スキ」に分けられ、その意味は「手」と「すくい通す」。当時は、木の皮から出来た白い布などに「手をすくい通す」と、神の力を身につけることができると考えられていた。つまり、タスキは神の力を借りるための道具だったのだ。現代に生きる私たちは本来の意味を知らないながらも、勝負のときにタスキをかけてきた。言葉の中にある古の日本人の考え方が今の時代にまで息づいているといえる。そんな、古代人の言葉に秘められたメッセージを解説してくれるのが、奈良大学名誉教授の木村紀子先生。「古代人のメッセージを紐解くと、太古から続く日本人の心を深く知ることができる」という木村先生が、古代人の話した「原始日本語」から当時の暮らしや考え方を解説する。

木村先生が研究している「原始日本語」は、奈良時代以前の弥生時代や縄文時代、さらにそれ以前から使われていた言葉で、現代でも使われている言葉がたくさんあるという。「イヌ」「ネコ」「ヒヨコ」も原始日本語だが、なぜ、犬は「イヌ」、猫は「ネコ」と呼ばれるようになったのかを木村先生が説明すると、一同も「なるほど~!」と納得。そんな古代人が生み出し、現在も使われている「原始日本語」を紹介する。眠るときに使う「枕」は、古代から頭を置く物として使われていたが、当時は、とても神聖な物として考えられていたという。その意外な理由とは!?「目」「鼻」「口」など体の部位を表す単語も、多くが古代から変わることなく伝わって来た。その名称は、ある物から名づけられているのだが、そこには古代人の思いが込められていた。スタジオの一同も納得する、人体の部位をなぞらえた物とは!?また、「難波」という言葉は、今からは想像もできない驚くべき本来の意味があった!

さらに、「オトコとオンナの原始日本語」と題して、男と女にまつわる原始日本語をドラマ仕立てで紹介する。「オンナ」と「ヲトメ」の違いとは!?古代人にとっての「あそび」とは!?古代から続く男と女の愛の習わしを紹介する。

「ハテナの自由研究」は、たむらけんじの「いめちぇんクッキング」。大嫌いな食材を一流料理人が美味しく調理すれば食べられるのか?を検証する。今回のテーマ食材は“チーズ”。スペイン料理とステーキハウスのシェフ、今回が5度目の登場となる料理講師の3人が挑む。なかでも料理講師は前回、パーフェクトを達成したディフェンディングチャンピオン。今回もパーフェクト達成なるか!?

木村 紀子(きむら のりこ)

木村 紀子(きむら のりこ)

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