総務省のデータによれば、現在、全国にあるお寺の数はおよそ7万5000と、コンビニの数より多い。隠語で“骨山”と呼ばれる貧乏な寺に対し、“肉山”といわれる裕福な寺はほんのわずか。そんな、お寺や住職たちのリアルな実態を取り上げ、記事を掲載するのが、1974年創刊のお坊さんのための専門誌「月刊住職」だ。「寺の崖から転落死した遺族に巨額請求された住職の話」や「お寺の池を常にキレイに保つ方法」など、業界のゴシップから役立つ情報まで様々な記事が満載。今回は、「月刊住職」を創刊し、編集長を務める現役住職の矢澤澄道先生を迎え、知られざる住職の世界について教えてもらう。
「お坊さん同士は仲が良いが、檀家の数や説法の内容などは企業秘密で互いに話さないため、他のお寺のことが気になり、雑誌を思いついた」という矢澤先生。「月刊住職」を創刊して以来、リアルな情報を提供しているが、そんな矢澤先生に「祥月命日のお布施はいくら?」「髪の毛は伸ばしてもいいの?」など、一同から具体的な質問が飛ぶ。そこで、創刊からおよそ40年、仏教界に身を置き、その実態を見続けてきた矢澤先生が、実際の記事をもとに現在の仏教界がさらされている様々な問題や知られざる苦悩を紹介。檀家や観光客を増やすための「ホームページ問題」をはじめ、雑誌の紙面をにぎわす話題が次々と!そんななか、現在、お寺を一番悩ませている問題とは!?スタジオでは、お葬式にかかる費用やお布施の額、税金についてなど、お金にまつわる事情を矢澤先生が解説する。
これまで仏教に関わる数々の事件を取り上げてきた「月刊住職」7月号に、仏教界を揺るがす事件が掲載された。それは、関西で摘発された宗教法人を舞台にした最新犯罪。手口の詳細と事件の背景を解説する。
また、「月刊住職」の人気企画“住職関心事アンケート”をクイズ形式で紹介。「宝くじで3000万円当たったら何に使いたいか?」「住職になって、嫌だなあと思ったことはなにか?」「今、最も悩んでいることは?」など、住職たちの本音が垣間見られるアンケートを取り上げる。
「ハテナの自由研究」は、ブラックマヨネーズの「クイズ!!仲間の気持ちがわかるん会」。今回は、「カツラご着用の方たち」と「アイドルオタクたち」が登場。不携帯者には思いもよらない、カツラ携帯者ならではの心情や、勝手にヒートアップするアイドルオタクたちの言動にスタジオの一同も大爆笑する!
矢澤 澄道(やざわ ちょうどう)
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