ビーバップ!ハイヒール

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2014年10月23日(木)

大阪発!ザッツエンターテインメント 世界が称賛する文楽

ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也、たむらけんじ
チュートリアル(徳井・福田)
夏川純
八塚彩美(ABCアナウンサー)
ゲストブレーン
くまざわあかね
この回の内容に興味がある方は・・・

日本が誇る最高の人形芝居であり、ユネスコの無形文化遺産にも登録される「文楽」。太夫と呼ばれる“語り”と“三味線”に合わせて“人形”が繰り広げる文楽は、大阪が生んだ極上のエンターテインメントだ。大阪市による補助金削減という逆風を乗り越え、今やブーム到来の兆しも!? そもそも、文楽の誕生は江戸時代初期、三味線と歌うような語りでドラマを伝える「浄瑠璃」と、簡単な「人形芝居」が出会い、「人形浄瑠璃」が誕生。その面白さに人々は熱狂し、初の専用芝居小屋が建ったのが道頓堀だった。その後、文楽の人気作品を歌舞伎が取り入れたことで客を奪われるが、文楽を立て直す救世主が登場。その男の名が植村文楽軒だったことから、「文楽」と呼ばれるようになった。そんな文楽の世界に誘ってくれるのが、落語作家のくまざわあかね先生。落語作家として活躍する一方、文楽を25年もの間、見続けているというくまざわ先生が、文楽の魅力をたっぷりと紹介する。

文楽の魅力は、「太夫と三味線、人形遣いのバランスがとれていること」というくまざわ先生。文楽は世界の人形芝居の中で唯一、一体を3人で操るのが特徴だ。命を吹き込まれた人形は、人間に似ているのではなく、人間を超えた表現で登場人物の深い内面を伝える。そんな人形の演技を導くのが、登場人物の台詞や情景描写を語る太夫と、人物の感情の機微を表現する三味線の旋律。この三業が一体となり、壮大なドラマが描かれていく。そんな文楽の魅力を名作の名場面から紹介。実話に基づいた、恋に狂った女の情念を描いた名作では、女の首(かしら)に特殊な仕掛けがしてあるが、これには一同も仰天する!ダメ男の猟奇的殺人を描いた作品では、その迫力のパフォーマンスに圧倒。しかも、江戸時代には一度しか上演されなかったというが、現代でもありそうな理由とは!?源氏と平家が戦った「壇ノ浦の戦い」に翻弄された遊女の物語では、スタジオの一同が「すごい!」と、人形遣いの超絶した技に感嘆の声を上げる。

スタジオには、実際に公演で使われている文楽人形の首(かしら)も登場。一同が興味津々のなか、人形遣いの桐竹紋秀さんが様々な仕掛けを楽しく解説する。

文楽作品の中でも最高傑作の呼び声が高い「曽根崎心中」は、大阪で実際に起こった事件をもとに近松門左衛門が作った大ヒット作。その名作を文楽の名場面とともに解説する。迫真のクライマックスには一同も大感動!文楽に魅了される。

また、イケメン若手太夫の豊竹咲寿太夫さんが大阪にある日本で唯一の国立文楽劇場をご案内!俳優のような甘いマスクでオススメポイントを紹介する咲寿太夫さんにはハイヒールもすっかりハマる!?

「ハテナの自由研究」は、チュートリアルの「イマドキ女子のカワイイラインは?」。“キモカワイイ”や“ブサカワイイ”などと言うが、キモイとカワイイのラインはどこなのか!?そこで、一見すると可愛くないが、あることをすると「カワイイ」と言われる人を若い女性たちが“キモイ”と“カワイイ”で審査する。キモイどころか、現場の空気を凍らせた鯉のゆるキャラとは!?

くまざわあかね

くまざわあかね

 

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