オウム真理教の実態が明らかになった頃から一般的になった“マインドコントロール”という言葉。2012年に日本中を震撼させた尼崎の「連続死体遺棄事件」も、主犯格とされる女が周囲の人物たちをマインドコントロールしていたといわれている。自分はマインドコントロールされないと思っている人もいるだろう。しかし、マインドコントロールされやすい人には共通点があるという。鍵となるのは“幼少期の親子関係”だ。親との良好な関係が築けないまま大人になると、いとも簡単にドラッグやカルト教団にハマってしまうという。このようなマインドコントロールだけでなく、「心の病には親子関係が深くかかわっている」というのが、精神科医の岡田尊司先生だ。20年以上の臨床経験を持つ岡田先生が、今回は現代人が抱える心の病の正体を解き明かす。
家庭によって親子関係は様々だが、一見、良好に見える親子関係にも意外な落とし穴があるという岡田先生。そこで、最近話題になっている現代の病を親子関係から解説する。暴力を受けながらも、DV夫から離れられない妻のパーソナリティや、他人もうらやむほど仲の良い友達親子の突然の崩壊の理由、落ち着きがなく、注意散漫で衝動的な傾向のある多動性障害といわれる子どもが騒ぐ理由など、様々なケースを親子関係から考える。なかでも、母親とは友達親子だと心配する夏川純を岡田先生が即席カウンセリング!?また、親子関係がうまくいかないことが原動力となり、成功したジョン・レノンや、親子関係に悩んでいたという著名人を紹介する。
およそ20年もの臨床経験をもつ岡田先生。そんな先生の体験談をもとに、ありふれた家庭で育ちながら不登校になり、覚せい剤に手を染めた16歳の少女の物語を取り上げる。一流企業に勤める父と栄養士の母の間で何不自由なく育った少女。だが、不登校から家出、そして覚せい剤に溺れ、逮捕される。彼女が岡田のもとへやって来るまでの人生とは・・・。そして、岡田が少女の心を開放し、母親との問題を解決するまでを紹介する。
また、岡田先生オリジナルの診断テストで出演者たちの隠されたパーソナリティが明らかに!ハイヒール・リンゴとたむらけんじは同じパーソナリティ!?一同の奥底に潜む人格が明かされる。
「ハテナの自由研究」は、たむけんの好評企画「女性は欲を出すとイッテしまうのか!?」。今回もイッテしまう女性が続出!イッテしまった果ての罰ゲーム、鼻フックに泣く!?
岡田 尊司(おかだ たかし)
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