昨今、多発しているネット上のトラブルや犯罪。脅迫めいた書き込みや、軽いいたずらで書き込んだ爆弾予告や殺害予告などで逮捕されるケースは枚挙にいとまがない。さらに、何気ないつぶやきや仲間内のネタのつもりで軽く書き込んだことが大きな事件に発展することも。誰もが知らないうちに犯罪者になる時代が来ているのだ。そんな複雑多岐にわたるネット上のトラブルや犯罪について、日々、向き合っているのが弁護士の神田芳明先生。ネット上の法律問題に精通した神田先生が、知らなかったでは済ませられないネット上のトラブルや犯罪についてわかりやすく解説する。
正直に書いただけの口コミ情報や、気持ちを書いただけのブログが犯罪になる可能性もあるという神田先生。つまり、知らないうちに犯罪者になっていることもあるという。そこで、食べ歩きが趣味のカップルが口コミサイトに書き込んだ文言が犯罪となるケースや、アイドルグループの熱狂的なファンがよかれと思って書いたブログの内容が罪にあたる場合、ストリート・スナップをサイトにアップする場合など、様々なケースで違法行為になる可能性を解説する。ネット上で問題になりやすいのは、著作権侵害、名誉棄損、肖像権の3つ。なかでも、どこまでが評価で、どこからが名誉棄損になるのかは分かりにくい。そこでスタジオでは、凡人チームの面々がたむらけんじの悪口を言い、名誉棄損に当たるかどうかを神田先生に判断してもらう。小杉の言う「本番中にウトウトしやがるギャラ泥棒!」は、はたして、名誉棄損になるのか!?
自らが犯罪者になってしまう可能性のある一方、ある日突然、被害者になってしまうこともあるネット犯罪。そこで被害の傾向と対策を紹介する。ネットのチャットサイトで知り合った男性とメールのやりとりをするようになり、やがては男性からストーカー行為を受けるようになった女子大生のケースでは、住所を教えていないにもかかわらず家を突き止められた理由と、その対策を解説。また、ブログに事実無根の誹謗中傷を書き込まれ、契約社員の契約を打ち切られた女性のケースでは、その対処法を紹介する。
さらに、ネットにアップする際に、どこまでがOKで、どこからが違法になるのかを具体例を取り上げて解説する。「ある人物が、ブラックマヨネーズの漫才を完全に真似て動画サイトにアップした場合」は、有罪か、それとも無罪か?
「ハテナの自由研究」は、ブラックマヨネーズの「人体の真実に迫れ!ノーリアクション道場」。人は何が起こるかをわかっていても、リアクションをしてしまうのか?を検証する企画。今回も、吉田率いるチーム吉田が「目指せ!ノーリアクション」を合言葉に挑む。なかでも、いつもはあんぽんたんなことをしでかすメンバーが驚異の才能を発揮する!
神田 芳明(かんだ よしあき)
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