全ろうの作曲家として名をはせた佐村河内守の作品が、大学講師の新垣隆の手によるものだったというスキャンダルはまだ記憶に新しい。その騒動のなかで飛び出したのが“ゴーストライター”という言葉だった。その後、ゴーストライター業界の裏側を描いた連続ドラマが放送されるなど、“影の存在”だったゴーストライターが、いま注目を浴びている。なかでも、最も多く活躍するのが出版界で、タレント本やビジネス本のおよそ9割がゴーストライターの手によるゴースト作品だといわれている。けして表舞台には出ないゴーストライターの実態を教えてくれるのが、現役ゴーストライターのやすだあんな先生。スポーツ選手や大物アイドルなどのゴースト本を手掛け、今ではゴーストライター養成講座も開講。そんなやすだ先生がゴーストライターの舞台裏を紹介する。
スタジオではやすだ先生の登場に、「表舞台に出てきて大丈夫!?」と一同が心配するが、ゴーストライティングのときの名前とは異なり、問題ないとか。そもそも、ゴーストライターの仕事はインタビューを書き起こす口述筆記といわれているが、実際の作業は、テーマ、文体、タイトル、構成に至るまで、本づくりのすべてを担っている。そんなゴーストライターの仕事の流れや極意を紹介。はたして、“ゴーストの影”が見えるのは、本のどの部分なのか・・・!? レギュラーメンバーのなかでは、ハイヒール・モモコとチュートリアル・福田、たむらけんじがタレント本を出版。3人のなかで、「VTRのまんまでした!」と、ゴースト本を告白したのは誰なのか!?
タレント本だけでなく、文学の世界でも、かつては“代作”とよばれるゴースト作品があった。そんななかから、日本を代表するミステリー作家の誕生に関わったゴースト作品のエピソードを取り上げる。日本の“探偵小説の父”と呼ばれ、名探偵・明智小五郎を生んだ江戸川乱歩。そんな彼に代作を申し出た編集者の青年とは・・・。ゴースト作品が結んだ日本を代表するミステリー作家2人の絆の物語を紹介する。
本の中身だけでなく、本のタイトルまで決めるのがゴーストライターの仕事。そこで、メンバーが出版する本のタイトルを全員で考える。
「ハテナの自由研究」は、チュートリアルの「激突!女のセンス 京都VS奈良」。今回は、京都女子と奈良女子がコーディネートのセンスで対決する古都対決。「都は奈良が最初」「ダメだったから、京都に遷都したんでしょ」と、冒頭から火花を散らす2チーム。今回は「部屋着と手料理」「初めての彼の実家」「ビーチで注目される水着」の3つのテーマで対決するが、センスがいいのはどちらなのか!?
やすだあんな(ゴーストライター)