今年の6月に明らかになった日本年金機構の個人情報流出事件をきっかけに、日本でも大きく注目されるようになったサイバー攻撃。中国軍のサイバー部隊による犯行の可能性のあることが判明し、世間を賑わせた。中国のターゲットは日本だけではない。アメリカでは今年6月に人事管理局のデータシステムの不正アクセスにより、政府職員や元職員の個人情報が盗み出された。アメリカは中国の国家ぐるみのサイバー攻撃だと指摘した。今や、個人ではなく国家間で行われるサイバー攻撃。それは、陸、海、空、宇宙に続く“第5の戦場”といわれ、日本も含め世界各国でサイバー部隊が設立されている。そんな世界のサイバー戦事情について教えてくれるのが、元陸上自衛隊サイバー部隊隊長で、ラック・サイバーセキュリティ研究所所長の伊東寛先生。陸上自衛隊のサイバー部隊であるシステム防衛隊の初代隊長を務めたサイバー戦の世界を知り尽くす人物だ。今回は伊東先生が国家間で繰り広げられるサイバー戦の実態を解説する。
いま、世界各地で起こっている“見えない戦争”。まずは、実際に世界を揺るがせたサイバー戦争の実態を紹介する。2010年に起こったイランの核施設破壊事件は、仕掛けたのはアメリカとイスラエルだが、その理由と方法とは!?
チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世のオフィスで起きた不可解な事件。なぜか、ダライ・ラマ14世のスケジュール情報が漏れていた。
目には見えないが、世界中で繰り広げられるサイバー戦。日本が大規模サイバー攻撃のターゲットになったとしたら、どんなことが起こるのか? 個人の使うスマートフォンやインターネットを介して引き起こされる事態や、今、最も危険だといわれる凶悪なウイルス「ロジックボム」について解説する。
また、サイバー戦争にまつわる失敗をクイズ形式で紹介する。
「ハテナの自由研究」は、たむらんじの「関西人は自分の秘密 しゃべっちゃいます?」。ノリのいい関西人は人に言えない自分のヒミツをノリで話してしまうのか?を検証する。“一人しりとり”を持ち掛け、成功したら賞金3万円を渡すが、失敗したら、そのヒミツを明かしてもらう。なんと、スタジオでは江川達也先生が挑戦!女性タレントをテーマに“一人しりとり”をするが・・・!
伊東寛(元陸上自衛隊サイバー部隊隊長)