2013年に世界文化遺産に登録され、海外での人気がますます高くなった“和食”。日本人なら当たり前のように口にしている和食だが、正式なマナーやルールは複雑だ。今年の9月には女性参議院議員がツイッターに投稿した焼きサンマの写真が物議をかもした。魚の向きが右を向いていたのだ。だが、魚の頭は左に置くのが和食のルール。そこには美味しく食べてもらいたいという気遣いやおもてなしの心が込められているのだ。そんな和食の世界を教えてくれるのが、4度目の登場となる食文化研究家の藤原浩先生。日本フードアナリスト協会の理事を務める食のプロフェッショナルだ。今回は、藤原先生が和食の精細な奥深さを紹介する。
どこから、何から食べたらいいのか、それとも好きな物から食べていいのか・・・、と悩む和食のお膳。今回は、そんなお悩みを解決する!気になるお刺身の“つま”問題をはじめ、お刺身や天ぷらの食べ方など、和食のルールに込められた美味しく食べてもらいたいという気遣いやおもてなしの心を紹介。お箸の意外なマナーや焼き魚に添えられたスダチの意味など、スタジオの一同も「知らんかった」と驚くルールが次々と飛び出す。割り箸のキレイな割り方には一同も納得!
人生に一度は経験してみたい料亭での食事。そんな格式高い日本食の心得を紹介。まさに知らないことの連続で、日本人ならではの細やかな気遣いの心に一同も感心する。また、混同されがちな“会席”と“懐石”の違いも解説する。
スタジオでは“天ぷら”と“てっさ”の正しい食べ方をクイズ形式で紹介する。
「ハテナの自由研究」は、たむらけんじの「関西人は自分の秘密 しゃべっちゃいます?」。ノリのいい関西人は人に言えない自分のヒミツをノリで話してしまうのか?を検証する。“一人しりとり”を持ち掛け、成功したら賞金3万円を渡すが、失敗したら、そのヒミツを明かしてもらう。今回もスタジオがドキドキする秘密が・・・!
藤原浩(食文化研究家)