「病は気から」という言葉を耳にすることは多いが、いま医学界で言われているのが「病は天気から」。天気によって起こる身体の異変を“気象病”と呼び、新たな医学的研究が行われ始めている。例えば、熱はないのに鼻水やくしゃみが止まらないといった症状は、花粉症ではなく気象病かもしれない。頭痛やめまい、倦怠感、肩こりなど、薬を飲んでも治らなければ、天気が関係しているかもしれないのだ。そんな天気が引き起こす病を研究しているのが、名古屋大学教授で医師の佐藤純先生。天気と病の関係を研究し、日本で唯一、「天気痛外来」を開設した。そんな佐藤先生が“気象病”について解説し、その対策を紹介する。
スタジオでも、ゲストの春輝は「天気が悪くなると頭痛が治まらない」と体調不良を証言。リンゴも「実は夫がそうやった」と、患者は意外に多い。様々な症状が引き起こされる気象病だが、どのように天気が関係しているのか?天気が崩れると、めまいや倦怠感、古傷の痛み、運動したわけでもないのにむくみが出る場合や体の痛みなど、症状が引き起こされるメカニズムをわかりやすく解説する。さらに、症状を予防できる薬を紹介。薬局で簡単に手に入る、ちょっと意外な薬とは!? スタジオでは、佐藤先生が気象病かどうかの見分け方も紹介する。
佐藤先生によれば、天気は命にかかわる恐ろしい病を引き起こすこともあるという。そこで、天気によって陥る重大な気象病を紹介。寒暖差や寒い朝、異常気象の春先、梅雨の晴れ間などに発生する気象病を取り上げる。また、それぞれの対策法も紹介。スタジオでは、気象病を予防する究極の方法をクイズ形式で紹介する。
「ハテナの自由研究」は、ブラックマヨネーズの「弟子は師匠のスゴさがわかっているのか?」。ブラマヨの“師匠VS弟子”シリーズの番外編で、「長年、師匠の背中を見続けてきた弟子は師匠の作品を一目で見分けることができるのか?」を検証する。登場するのは、書道家の師弟と鰻職人の師弟。なかでも、この道48年の鰻職人の師匠は弟子歴17年の弟子をべた褒め。厚い信頼関係で結ばれる師弟だが、はたして、師匠と、この道3年の弟弟子の“焼き”の違いを見抜くことができるのか!?今回も、スタジオでは弟子が間違わないかとハラハラドキドキする!
佐藤純(天気痛ドクター、名古屋大学教授)