ビーバップ!ハイヒール

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2016年5月26日(木)

だからあなたは騙される!身近に潜む『疑似科学』

ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也、たむらけんじ
ブラックマヨネーズ(小杉・吉田)
籠谷さくら
大野聡美(ABCアナウンサー)
ゲストブレーン
石川幹人(明治大学教授)
この回の内容に興味がある方は・・・

ゲルマニウムやマイナスイオンと聞くと、体に良さそうなイメージがあるが、実は「健康に良い」という科学的根拠はまったくない。これら、きちんと実証されていないにもかかわらず、いかにも科学的根拠があるかのように見えるものを、“疑似科学”と呼ぶ。また、肌のハリを支えるコラーゲン。美肌にはコラーゲンといわれるが、実は、コラーゲンを食べても、そのほとんどはコラーゲンとして吸収されないのだ。さらに、占いやパワーストーン、心霊現象もすべて疑似科学。なぜ、科学的根拠がないのに、人はそれを信じてしまうのか?その疑問に迫るのが、明治大学情報コミュニケーション学部教授の石川幹人先生。「疑似科学とされるものの科学性評定サイト」を創設し、公平な立場から、あらゆるものについて科学かどうかの調査を行っている疑似科学研究の第一人者だ。今回は、石川先生が“疑似科学”について徹底解説。その見極め方を紹介する。

「科学とは、理論を立て、実験をして検証し、多くの科学者たちの確認を経て初めて社会に応用する」という石川先生。そのなかで、検証と確認が十分に行われていないのが疑似科学だという。そこで、身近に潜む疑似科学のカラクリを解説。なかでも、活性酸素を排出する働きがあるといわれる「水素水」は、いま大ブームだが、その疑似科学たるゆえんを紹介する。

疑似科学の中には、明らかに効果が疑わしくても、ついハマってしまうモノもある。なぜ、科学的根拠がないのに、人はそれを信じてしまうのか!?その理由を解説する。「占い」や「ジンクス」にハマってしまうワケや、「幽霊」を見たという人が多い理由、「お守り」に頼ってしまう理由とは・・・。占いを信じているという吉田に対し、石川先生は「気休めです」と、バッサリ!?

また、スタジオでは「疑似科学ハマり度チェック」と題し、疑似科学にハマりやすいかどうかを石川先生オリジナルの問題で判定する。はたして、ハマりにくいのは誰なのか!?

「ハテナの自由研究」は、たむらけんじの新企画「クイズ!知ってそうで知らないこと」。知ってそうだが、意外に知らない事をクイズで出題し、世の中の人はどれだけ知っているのかを調査する。入江陵介選手らを輩出した近畿大学水上競技部の女子寮や阪神百貨店の社員食堂、ワコール本社にお邪魔し、賞金10万円をかけた、知ってそうで知らないクイズをそれぞれ出題。10人の団体戦で行い、1人目で正解すれば10万円ゲットだが、人数が増えるごとに賞金は減額し、10人目なら500円獲得というルール。はたして、賞金をゲットできるのか!?

石川幹人(明治大学教授)

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