昨年、日本を訪れた外国人観光客は過去最高の約2000万人。さらに、アメリカの調査会社が発表した「尊敬する国ランキング」では日本が堂々の1位に輝いた。日本はいま、世界の国々から親しまれ、愛されている。日本からおよそ3000キロ離れた島国のパラオもそのひとつ。昨年、天皇皇后両陛下が訪問し、話題になったが、実は、日本とパラオには深い絆の物語があった。パラオの人々は今も日本への感謝と愛情を持ち続けてくれている。そんな知られざる日本の魅力を教えてくれるのが、日本史研究家の白駒妃登美先生。各地で開く講座は“泣ける歴史講座”として注目され、人々の魂を揺さぶっている。今回は、白駒先生の紹介する世界と日本との絆の物語でスタジオの一同が感動する!
パラオ以外にも、日本と深い絆で結ばれているのが、アフリカの北西部にあるモーリタニア・イスラム共和国。国土の9割以上が砂漠で、平均月収は日本円にしておよそ7000円弱。その国の人たちが東日本大震災の際には4570万円にも上る寄付を送ってくれた。寄付金を手に日本大使館を訪れた人たちが口にしたのは、「日本への恩返し」。そこには、1960年にフランスから独立したものの、貧困にあえぐモーリタニアの人たちと、たった一人で彼らに水産技術を指導した日本人との深い絆があった。後にモーリタニアの大統領から国家功労勲章を授与された日本人の物語を紹介。その人物がモーリタニアの人に愛され過ぎるエピソードに、スタジオの一同が仰天する!
インドの南東に浮かぶ島国のスリランカ民主社会主義共和国も日本と深い絆を持つ国。かつて、500年近くにわたり、ポルトガルやオランダ、イギリスの植民地だったスリランカ。人々は搾取され、教育や文化すら奪われていた。太平洋戦争ではイギリス兵として駆り出された彼らと日本人とを結び付けた強いつながりとは?そして、敗戦国となった日本最大の危機を救ったスリランカの大きな恩返しとは・・・!スリランカとの知られざる物語にスタジオの一同は「エエ話や~」と感動!さらに、白駒先生が「ぜひ、知ってほしい!」というスリランカ大統領のエピソードを紹介する。
また、日本を愛した著名人にまつわるクイズを出題する。
「ハテナの自由研究」は、たむらけんじの新企画「ギャルVSおばちゃん ナニワ・英語対決!」。英語がまったく話せなくても外国人とコミュニケーションできるのが関西のおばちゃんやギャルたちのスゴさ。そこで、英語が話せないナニワのおばちゃんとナニワのギャルが英語力で対決する。少ない単語で外国人とコミュニケーションをとろうと奮闘するおばちゃんとギャル!
白駒妃登美(日本史研究家)