ビーバップ!ハイヒール

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2016年6月23日(木)

コトバ誕生にドラマあり!アノ『俗語』の仕掛人

ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也、たむらけんじ
チュートリアル(徳井・福田)
莉音
大野聡美(ABCアナウンサー)
ゲストブレーン
米川明彦(梅花女子大学教授)
この回の内容に興味がある方は・・・

“俗語”には、時代の流行や文化、価値観、生活などが色濃く反映されている。例えば、「爆買い」。今では普通に使われているが、この言葉を生んだのは、中国人が殺到する免税店の社長だった。また、現在は若者が褒め言葉として使う「ヤバい」。元々は危険なことが起こりそうなことを意味する言葉で、そのルーツは盗人の隠語だという。そんな知られざる俗語の世界を教えてくれるのが、梅花女子大学教授の米川明彦先生。日本初の「日本俗語大辞典」を25年以上かけて完成させた“俗語界のインディ・ジョーンズ”!今回は、米川先生が俗語の世界へ案内する。

米川先生がまとめた「日本俗語大辞典」には、およそ1万2000語もの俗語が収められている。25年もかかったのは、1つの俗語の語源を調べるのに大変な時間と手間がかかったからだという。そこで、様々な俗語のルーツを紹介する。無視することを意味する「シカト」や、対等な口のきき方を指す「ため口」は賭博用語が語源だった。そのほか、「デカ(刑事)」や、未熟者という意味の「へなちょこ」など、その語源を解説。驚いた時に使う「目が点になる」、しらけるという意味の「ドン引き」など、意外な芸能人が発信源の俗語も取り上げる。

米川先生は様々な集団や業界の用語を集めた「集団語辞典」も出版。世の中に存在する様々な業界では内部のヒミツを守るために隠語が使われている。タクシー業界では乗客に知られたくない言葉を隠語で話すが、「大きなお忘れ物」の意味には、「そんな意味が・・・!」と、スタジオの一同も仰天する。その他、航空業界や銀行、証券、百貨店、職人業界まで、様々な業界用語を一挙に紹介する。

また、若者言葉をクイズ形式で解説。LINEなどで使われる「フロリダる」の意味とは!?

「ハテナの自由研究」は、たむらけんじの「自分の秘密しゃべっちゃいます!?大盤振る舞いSP」。一人しりとりに挑戦してもらい、10個つなぐことができれば賞金3万円を獲得できるが、失敗すれば、人に知られたくない自分のヒミツを暴露してもらうという企画。しかし、難易度が高いため、これまでの達成者はわずか2人のみ。そこで今回は、花屋さんなら花の名前がテーマなど、このテーマに成功して当然という人にチャレンジしてもらう。はたして、達成者は出るのか!?

米川明彦(梅花女子大学教授)

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