食べ物をはじめ、私たちの暮らしの中には数多くの“毒”が存在している。知識がないばかりに命取りになるケースも少なくない。そんな暮らしの中の身近な毒を知り尽くし、警鐘を鳴らすのが、日本薬科大学教授の船山信次先生だ。日々、毒物のメカニズムを研究する船山先生が、今回は家庭内での中毒事故の防ぎ方や、間違えれば毒になってしまう薬の飲み合わせまで、暮らしの中に潜む意外な毒について解説する。
日本中毒情報センターに寄せられた中毒の相談件数は、去年一年間だけで約4万7千件と、思った以上に多い。それだけ私たちの身近には様々な毒が潜んでいる。まずは、実際に起きた中毒事故をドラマ仕立てで紹介する。知らないと命取りになりかねない毒について解説する。このほかにも、家の中は危険がいっぱい!スタジオではリビングで注意すべき点をクイズ形式で紹介する。
家庭で起きた急性中毒の原因のトップは、意外にも、医薬品。病気を治すはずの薬が毒に変わることがある。そこで、絶対にやってはいけない飲み合わせを紹介。食前、あるいは食後に飲むことの多い薬だが、頭痛薬、鼻炎薬、風邪薬、胃薬など、それぞれの薬を飲むときに取ってはいけない食べ物を解説する。
食べ物同士でも、相性が悪く、体に毒なってしまうものがある。食べ合わせの良し悪しをクイズ形式で紹介。「焼き魚とレモン」と「焼き魚と漬物」では、どちらが体に毒なのか!?
「ハテナの自由研究」は、たむらけんじの「街の男の娘を見抜け!」。近年、「男の娘」と書いて「おとこのこ」と呼ぶ、女装を楽しむ男性が話題になっている。女装のレベルも高く、見た目はほぼ女性!?今回は、男の娘姿の写真を手掛かりに、女装をする前の男性を探し、見抜くことができるかどうかに挑む。ニューハーフタレントのベルを助っ人に、たむけんが可愛い男の娘写真のもとになった男性を探すが・・・!?
船山信次(日本薬科大学教授)