現在、売れに売れている著書「嫌われる勇気」は、フロイトやユングと並ぶ“心理学の三大巨頭”のひとり、アルフレッド・アドラーの思想を解説した本。日本ではあまり知られていないが、欧米では著名な20世紀の心理学者だ。「嫌われることを恐れて、気を遣い続ける人生では不自由な生き方しかできない」と考えるアドラーは、「嫌われる勇気」をもつことの大切さを説く。そんなアドラー研究の第一人者で、日本アドラー心理学会の顧問を務めるのが岸見一郎先生。今回は、岸見先生がアドラー心理学について解説する。
アドラー心理学は人間関係の悩みを解決する心理学だという岸見先生。そこで、対人関係に悩む人々へ、知ると心が楽になるアドラーの教えを紹介する。学校や会社の雰囲気に溶け込めずに悩んでいる人や、自慢話が多く、ダメ出しをしてくる先輩や上司との関係に悩む人、自分の不幸話をしたがる友人が煩わしいと感じる人、子どもが言うことを聞いてくれないと子育てに悩む人、そして、過去にひどいフラれ方をしたために新しい恋に踏み出せない人へ向け、悩みを解決できるアドラーの教えを紹介する。スタジオでは、岸見先生がブラックマヨネーズとたむらけんじにふさわしいアドラーの教えをピックアップ。なかでも、「まさかの芸人殺し!?」と、たむけんが仰天する、奥の深いアドラーの教えとは?
135万部を売り上げ、ベストセラーとなった「嫌われる勇気」。そんな多くの人たちの心に響いたアドラーの言葉の中から、とくに反響の大きかった“5つの言葉”を厳選して紹介する。スタジオの一同の心にも深く響く力強いアドラーの言葉。なかでも、運命の人を待ち焦がれる女性にとっては厳しい「運命の人はいない」という言葉には、ゲストの鹿沼憂妃がショックを受ける。そんな鹿沼に岸見先生は・・・!
多くの人たちの心に響いたアドラーの5つの言葉のひとつが、「人生のメガネをつけかえろ!」。世界は捉え方で大きく変わるというアドラー。そこで、一同も人生のメガネをつけかえ、共演者同士で互いの悪いところをポジティブにとらえて発表する。だが、まるで大喜利大会のようなノリに・・・!?
「ハテナの自由研究」は、ブラックマヨネーズの「弟子は師匠のスゴさがわかっているのか?」。長年、師匠の背中を見続けてきた弟子は、師匠の作品を一目で見分けられるかどうかを検証する。今回は、ホルン奏者の師弟とメイクアップアーティストの師弟が登場。見分けられなかった弟子に師匠からビンタが飛ぶ!?
岸見一郎(日本アドラー心理学会顧問)