ビーバップ!ハイヒール

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2016年8月18日(木)

~日本人の行動を支配する~知られざる“世間”の実態

ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也、たむらけんじ
チュートリアル(徳井、福田)
夏川純
大野聡美(ABCアナウンサー)
ゲストブレーン
佐藤直樹(九州工業大学名誉教授)
この回の内容に興味がある方は・・・

毎年、行われる企業の採用試験で、面接の服装は自由となっているにもかかわらず、皆がリクルートスーツを着るのはなぜなのか?行きたくなくても誘いを断れず、二次会に行ってしまうのはなぜなのか?これらの行動はすべて“世間”が原因だ。個人よりも集団への過度な気遣いを大切にする日本人が生み出したのが、日本独特の“世間”。つまり、世間は日本にしか存在しない。そんな日本社会の隠された構造は、これまで研究されることはなかったが、これを研究し始めたのが、九州工業大学名誉教授の佐藤直樹先生。「日本人にとって一番怖いのは、世間から外れること」という佐藤先生が、“世間”について解説する。

まずは、日本独特の“世間”が生んだ日本人の不思議な行動のメカニズムを解明する。そのひとつがメールやラインの返信について。返事をしなければならないという強迫観念にかられるのは、なぜなのか? また、会社で終業時刻を迎えても、周りが残業している場合は帰りづらいと思ってしまうのは、なぜなのか?

日本人が当たり前にとっている行動は、実は世界から見ると、理解に苦しむものも多いという佐藤先生。たとえば、日本で頻繁に目にするテレビでの謝罪会見。欧米の場合と比較すると、不思議度が一目瞭然。そのほか、過労死を生む日本社会など、海外と比較しながら、日本ならではの行動の謎を解明する。

また、世界で唯一“世間”を持つ日本の中で最も世間の力が強いといわれる京都の“世間”を学ぶ。場の空気を壊さずに嫌なことを巧みに伝える京都の奥深い世間とは・・・!?

「ハテナの自由研究」は、たむらけんじの「味ルパン~そのメニュー盗ませて頂きます~」をお届けする。一流の料理人は自分の舌だけを頼りに、他の料理人の味を盗み、再現できるかどうかを検証する“怪盗ルパン”ならぬ“味ルパン”。今回は、フレンチの名店のライバルシェフ同士が、お互いの自慢の看板メニューの味の再現に挑む。盗作と本物を食べ比べるのは、互いの店の常連客。はたして、味の泥棒は成功するのか!?

佐藤直樹(九州工業大学名誉教授)

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