2027年の開通に向け、進んでいる「リニア中央新幹線」。最短距離を走る奈良ルートと、京都を通るルートの見直しで対立していた奈良と京都。だが、今年の7月、奈良ルートにほぼ決定し、長年の抗争に終止符が打たれようとしている。立ち上げから開通までに壮大な時間を要する鉄道計画には、様々な思惑が交錯し、悲喜こもごものドラマが生まれる。そんな鉄道計画に秘められた真実をあぶり出すのが、6度目の登場となる鉄道アナリストの川島令三先生だ。川島先生がいま注目するのは、JR大和路線終着駅のJR難波駅。そこに広がる謎の空間とは・・・?今回は、大人気企画「関西鉄道ミステリー」の第6弾!川島先生が幻の鉄道計画に秘められた真実をあぶり出す!
私鉄大国の関西。出演者たちは、それぞれ「阪急」「京阪」「市営地下鉄」「南海」「名鉄」「近鉄」「阪神」と、馴染みの鉄道会社のプレートを掲げるが、因縁のある「阪急」の小杉と、「京阪」のリンゴや吉田は冒頭から激しい舌戦を展開!?というのも、以前の放送で、現在の阪急京都線は、もともと「京阪」が作った新京阪線であり、戦後、「阪急」に奪われてしまった(!?)という事実が明かされたのだ。悲劇に見舞われた「京阪」だったが、実は、ライバルは「阪急」だけではなかった!戦いの舞台は関西最大のターミナル、梅田。JRをはじめ、「阪急」「阪神」、複数の地下鉄が集結している梅田だが、「京阪」の姿はない。実は、「京阪」も梅田に進出する気は満々だった。だが、目の前で絶たれた梅田への道。幻となった京阪梅田駅・・・。梅田をめぐって繰り広げられた熾烈な鉄道ドラマを紹介する。一度ならず二度までも悲劇を味わった「京阪」に、スタジオのリンゴと吉田はヒートアップ!?そんな「京阪」が誇る素晴らしい技術力を取り上げる。
淡路島といえば、たむらけんじが足繁く通うお気に入りの場所。だが、「淡路島には鉄道がない」というたむけん。しかし、川島先生によれば、淡路島には鉄道計画があるというのだ。さらに、かつては洲本から福良を結ぶ淡路鉄道が走っていた。そこに隠された「南海」の思惑とは?「南海」の海を越えた大いなる野望“大南海圏”構想の全容が明らかになる!
「クイズ!関西の車窓から」では、紀伊半島の沿岸部を走る「南海加太線」を紹介し、クイズを出題する。和歌山市駅から加太駅までを結ぶ、紀伊半島の豊かな自然を満喫できる加太線。加太駅を降りたら、紀淡海峡で一本釣りされる鯛を味わうのがオススメだ。そんな加太線ならではの特別列車とは?
「ハテナの自由研究」は、たむけんの「リオ以上に盛り上がれ!チャレンジ!きっかりハーフ」。ボクサーは1ラウンドの3分間が体に刷り込まれているといわれるが、その道の一流の人たちは、体に刷り込まれた感覚を駆使し、“きっかりハーフ”な記録を刻むことができるかどうかを検証する。陸上種目では近畿大学陸上部のトップクラスの選手が100メートル走の“きっかりハーフ”に挑戦。メダルはないが、きっかり50メートルを指せば賞金3万円をゲットできる。一流選手のおそるべき才能にはたむけんも大興奮!そのほか、年間1万~2万問のクイズを作る実力派クイズ作家や宮崎県のユニークな芸人が“きっかりハーフ”に挑む!
川島令三(鉄道アナリスト)
鉄道アナリスト。1950年兵庫県芦屋市生まれ。
兵庫県立芦屋高校、東海大学を経て、電気車研究会『鉄道ピクトリアル』編集部に勤務。その後、鉄道専門の出版社『ジェー・アール・アール』設立に参画。現在、鉄道に関する著作の執筆、及びテレビなどで鉄道関係のコメンテーターとして活躍している。『全国鉄道事情大研究』シリーズが10年以上続いた他、『超・新幹線が日本を変える リニア開通2025年の高速鉄道網』『【図説】日本の鉄道 東海道ライン』など著書多数。
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