街を歩くと、違和感のある不思議な建物に出会うことがある。大阪市大正区にある千本松大橋は、その両端がらせん状になっていることから“めがね橋”とも呼ばれている。橋の両端をらせん状にしたのは数々の問題を解消しようとする苦肉の策だった。そんな建造物に隠された秘密を教えてくれるのが、ノンフィクション作家の谷川彰英先生。“街の謎解きハンター”こと谷川先生が、関西の不思議な風景を紐解き、真実を解き明かす。
普段、何気なく通っている道に意外な真実が隠れていることがある。大阪の福島区に建つ、一際、不思議なビル。なんと、ビルの真ん中を高速道路が突き抜けているのだ。いったい、なぜ、そんな奇妙な造りになってしまったのか?そこに隠された意外な事実とは!?そのほか、大阪の淀川区にある日本一低いといわれるガード下の謎や、京都の鳥居のミステリーを取り上げる。鳥居のまさかの真実には、スタジオの一同も仰天!スタジオでも、関西の街にあるフシギな建造物を紹介する。
関西の駅にもミステリーは隠されている。関西一のターミナル、JR大阪駅を歩くと、いたるところに中途半端な階段があるのに気づく。3段上がったと思ったら、7段下がるというように、数段の段差があちこちにあるのだ。大阪駅に中途半端な階段が多い理由とは!?また、阪急梅田駅の飲食店街にお地蔵さまが祀られる謎や、阪神武庫川駅が全国でも珍しく、川に架かる橋の上に建つ理由を解説する。
大野アナがミステリーハンターとなる「関西ふしぎ発見!」では、中之島公園や京阪萱島駅のミステリーを紹介。さらに、谷崎潤一郎の小説のなかに出てくる西宮市の“マンボウ”についてクイズを出題する。
「ハテナの自由研究」は、たむらけんじの「適正価格HOWマッチ!?」。世の中の店が本当に適正価格で料理を提供しているかをチェックする大人気企画。番組の審査員が決める適正価格よりも値段が高ければ、値段を下げさせられるというリスクがあるにもかかわらず、神戸の鍋料理店と大阪のシーフードイタリアンの店が看板メニューで挑む!
谷川彰英(ノンフィクション作家)