現在、がんで闘病中のフリーアナウンサー、小林麻央さんのがんがみつかったきっかけは、夫の付き添いで受けた人間ドックだったという。小林さんのように、人間ドックや検診でがんが発覚する場合もしばしばある。健康診断は、「異常なし」のA判定から「経過観察」のB判定、「要精密検査」のC判定、「要治療」のD判定など、結果は区分けして知らされる。なかでも、B判定の「経過観察」は軽く考えがちだが、自分で様子見するという意味でない。医師の指導のもと、状態を改善すべきだという警告なのだ。さらに、肝機能と中性脂肪がともにB判定の場合など、組み合わせ次第では恐ろしい病気のサインが潜んでいることもある。そんな健康診断の真実を教えてくれるのが、内科医の奥田昌子先生。これまで20年にわたり、20万人以上の人間ドックや健康診断を行ってきた奥田先生が健康診断の落とし穴を紹介する。
私たちが健康診断で軽く考えがちなB判定の「経過観察」。だが、奥田先生は「血糖値がA判定だった人とB判定だった人では、その後の糖尿病の発症率に50倍もの違いがある」と、A判定とB判定はまったくの別物だと警告する。そこで、健康診断の結果の正しい読み解き方を紹介。γ-GTPやLDLコレステロール、メタボリックシンドロームなどの数値に隠された病気のサインを解説する。なかでも、メタボの基準値は腹囲が男性85センチ以上、女性は90センチ以上だが、基準値以内でも高血圧、高血糖、脂質異常などが重なると“隠れメタボ”になる場合があるという。最近ではより正確に数値を出すベルト型内臓脂肪計測器も開発。そこで、スタジオではチュートリアル・徳井と福田、たむらけんじが内臓脂肪計で内臓脂肪の面積を測定する。奥田先生から「病院へ行くレベル」と診断されたのは!?
また、健康診断の基礎知識をクイズ形式で紹介。健康診断の1週間前から運動すると、診断結果はよくなるのか?
奥田先生によると、人間ドックはがんなどの病気を発見するのが目的の検査だという。だが、人間ドックのがん検査はオプション検査の項目がたくさんあり、どれを選んでいいのか迷ってしまう。そこで、タイプ別にオススメのがん検査を紹介。デスクワークの人や喫煙者、血液型がA型の人、都会住まいの人など、それぞれのタイプに合ったがん検査を取り上げる。奥田先生が勧める、全員が受けたほうがよいがん検査とは?
「ハテナの自由研究」は、チュートリアルの「マジックミラーのむこう側 俺どう言われてんの?」。彼女が自分のことを他人にどう話しているのかが気になるという彼氏のために、チュートリアルが彼女にドッキリを仕掛ける企画。マジックミラー越しにチュートリアルと彼氏が女子会をする彼女の様子を観察する。こぼれ出る彼女の本音にドキドキハラハラ!今回は、ハッピーとアンハッピーに真っ二つ!思わず、徳井が彼氏を抱きとめる!?
奥田昌子(内科医)