数多くのヒットを生み出した商人の町、大阪。世界初の即席麺「チキンラーメン」やレトルトカレー第一号の「ボンカレー」、世界初の電卓やカプセルホテルなど、様々なヒット商品が大阪で生まれた。そんな大阪生まれで、大阪らしさが詰まったヒットビジネスやヒット商品の誕生秘話を教えてくれるのが、ノンフィクションライターの井上理津子先生。「人のやらんことをやらなアカンというチャレンジ精神と大阪の人間力がヒットを生んだ」という井上先生が、大阪発祥のヒットの舞台裏を紹介する。
「大阪で生まれたヒットビジネスの誕生には大阪らしさが詰まっている」という井上先生。「新しいもの好き」の大阪人が食いつき、全国の夏の風物詩となったヒットビジネスとは?また、「人のやらんことをやる」という商売人魂が生んだ、今では世界にまで広がっている大ヒットビジネスや、江戸時代から続く会社が伝統を覆す大胆な「思い切り」で生んだ日本初のヒットビジネスを取り上げる。スタジオでも、様々な大阪発祥のモノを紹介するが、そのひとつで世界初の「プレハブ住宅」についてクイズを出題。子供の勉強部屋や簡易店舗として人気になったプレハブ住宅だが、もうひとつ、人気の使われ方があったとか。それはどんな使われ方だったのか!?
今では多くの人がお世話になり、全国にあるアノ学校も大阪が誕生の地。今から97年前の1919年、大阪市の谷町4丁目で2人の男が起ち上げた画期的なビジネスは、苦難を乗り越え、大きく成長した。知られざる誕生物語を紹介する。
また、「クイズ!ひと味違うナニワの宣伝」と題して、宣伝にまつわるクイズを出題。仁丹を生んだ「森下仁丹」の創業者は予防医学を重視し、フランス製のコンドームを輸入販売していたが、その和名は、いったいどんな名前だったのか!?
「ハテナの自由研究」は、たむらけんじの「クイズ!知ってそうで知らないこと」。知っていそうで、意外と知らないことをクイズに出題し、世間の人がどれだけ知っているのかを調査する。今回は「タイガー魔法瓶」と「愛眼」を訪問し、賞金10万円をかけた、知っていそうで知らないクイズをそれぞれ出題。10人の団体戦で行い、1人目で正解すれば10万円ゲットとなるが、人数が増えるごとに賞金は減額し、10人目なら500円獲得というルール。はたして、クイズに正解し、賞金をゲットできるのか!?
井上理津子
(ノンフィクションライター)1955年、奈良市生まれ。京都女子大学短期大学部卒。タウン誌記者等を経てフリーに。人物ルポや旅、酒場をテーマに執筆。主な著書に『はじまりは大阪にあり』『遊廓の産院から』『名物「本屋さん」をゆく』『旅情酒場をゆく』『大阪下町酒場列伝』『さいごの色街 飛田』『関西名物』『新版大阪名物』ほか