「北枕は縁起が悪い」など、なぜか不気味で不吉なものが多い迷信。科学的な根拠がないとわかっていても、気にする人は多い。そんな不吉な迷信のルーツや成り立ちを解き明かしているのが、駒沢女子大学教授で、曹洞宗の僧侶でもある千葉公慈先生だ。日本人が恐れる風習やしきたりを掘り起こし、それらを著書にまとめている。今回は、千葉先生が日本に伝わる“迷信”や“風習”のルーツを紹介し、そこに隠された恐ろしい真実を解説する。
まずは、誰もが知っている迷信の数々を取り上げ、そのルーツに隠された恐ろしい真実を紹介する。よく親に言われた「夜に口笛を吹くと蛇(幽霊)が出る」という迷信では、知られざる“口笛”の意味合いにスタジオの一同が「そういう意味やったんや」と納得。また、夜に爪を切っていると、必ず誰かが言う「夜に爪を切ると、親の死に目にあえない」という迷信。なぜ、夜に爪を切ってはいけないのか!?スタジオでは一同が「知らない」「聞いたことがない」という迷信も紹介。「山の中でスイカを見ても振り返るな」という迷信の意味とは?
日本に古くから伝わる様々な風習も、そのルーツを辿ると恐ろしい真実が隠されている。日本人が昔から先祖供養を行うお彼岸で“おはぎ”をお供えする理由とは?おはぎの意味を知った一同は、「食べるのをためらってしまいそう」とショックを受ける!?また、日本の夏の風物詩“花火大会”が始まった理由や、“盆踊り”で人々が両手を上げて踊る理由を解き明かす。
日本だけでなく、世界にもある摩訶不思議な迷信。韓国とタイから、お国事情がわかる迷信を紹介する。
「ハテナの自由研究」は、たむらけんじの「ファミレスドリンクバーカクテルコンペティション」をお届けする。いま、「ファミレスのドリンクバーにある牛乳とガムシロップ、レモン果汁を混ぜるとカルピスになる」という話がネットで話題になっている。それならば、一流バーテンダーであれば、ファミレスのドリンクバーの素材とアルコールだけで極上のカクテルが作れるのではないか?そこで、たむけんがカクテルコンペティションを開催!エントリーするのは、いずれも全国大会第1位の腕を持つ3人の一流バーテンダーで、そのうち一人はアジア大会でも1位に輝いた凄腕の持ち主だ。1回戦はワインベース、決勝はビールベースで競い、優勝者には賞金3万円が贈られる。審査員には伝説のバーテンダーも登場し、ガチンコバトルが展開する!
千葉公慈(僧侶・駒沢女子大学教授)
1964年生まれ。1993年駒澤大学人文科学研究科博士後期課程(仏教学専攻)満期退学。文学修士。2011年より駒沢女子大学人文学部日本文化学科教授。専攻はインド仏教教理学だが、民俗学や日本人の思想にも造詣が深い。著書に「知れば恐ろしい日本人の風習」「仏教から生まれた意外な日本語」「運が良くなる仏教の教え」など。曹洞宗宝林寺(千葉県市原市)住職を務めながら、近年はテレビ、雑誌、講演等で仏教の教えやそれをベースにした生き方を説いている。曹洞宗教誨師。