空前の健康ブームを迎え、多くの人たちが運動に精を出している昨今。だが、その運動が逆に体を痛めている場合が数多く見受けられる。その一つが、運動不足解消やダイエットのためにと、エレベーターやエスカレーターを尻目に行う階段の昇り降り。実は、思ったほど効果のないムダな運動の代表格であり、しかも、膝にかかる負担が大きく、膝を痛めるリスクが高い。また、若い女性の間で流行中のスクワットや、高齢者を中心に人気のラジオ体操も要注意だという。そんな間違いだらけの運動法に警鐘を鳴らすのが、戸田リウマチ科クリニック院長の戸田佳孝先生だ。「正しい知識がなければ、かえって体を痛めてしまう場合がある」という戸田先生が、危険が潜むNGな運動について解説する。
健康のために良かれと思い、間違った危険な運動をしていることがあるという戸田先生。中でも、健康ブームに乗って今人気の『マラソン』や『ジョギング』は、間違ったやり方を続けていても、健康にはなれないばかりか、体に悪影響まであるという。これにはスタジオの一同も驚くが、その理由とは…?そして、健康のための最適なウォーキング法を紹介。他にも、高齢者にとって危険性が高い『ラジオ体操』や『サイクリング』などにも触れる。また、突然死のリスクが大きいのが『ゴルフ』で、特に“一番ホールのグリーン” が一番危険だといわれる。果たして、その理由とは?
さらに運動ばかりでなく、日頃何気なくやっていることが、実は、健康を損なっている場合もある。立ったままのブーツの着脱や、キャリーバッグの持ち方、電車の中でよく見かけるうたた寝など、日常に潜む危険な動作を解説。昨今普及したスマホが引き起こす“死をも招く”日常的動作がある!?
スタジオでは医学の最新常識からクイズを出題。「正座は膝を傷める」は本当か、それとも間違いなのか?また、将来寝たきりになる危険性をチェックするテストに一同が挑戦。真面目なテストのはずが、爆笑の展開に…!?
「ハテナの自由研究」は、チュートリアルのグルメ企画「M(モチ)-1GP」。お正月が明けても残りがちなお餅を使った料理で、一流料理人が腕を競い合う。家庭でも簡単に作れる渾身のオリジナル餅料理を審査をするのはお餅が大好きな女性10人。中華、和風、フレンチ、イタリアンと、様々な絶品メニューが登場する!
戸田佳孝(戸田リウマチ科クリニック院長)
1960年大阪生まれ。1986年関西医科大学卒業。関西医科大学整形外科大学院に進学、英国王立整形外科病院に留学などを経て、関西医科大学に勤務。米国タフツ大学老年医療研究所客員助教授などを務めたのちに、戸田整形外科リウマチ科クリニックを開業。「膝の名医」と呼ばれ、現在も院長として腕を振るう。著書に「ラジオ体操は65歳以上には向かない」「腰痛はヤンキー座りで治る」「9割のひざの痛みは自分で治せる」ほか。週刊誌で「死を招く『本当に危ない健康法』を連載中。