若者のカリスマとして社会現象まで生んだ伝説のロック歌手、尾崎豊。彼のデビュー曲「17歳の地図」の歌碑が東京の渋谷の歩道橋にある。今もなお多くのファンが訪れ、様々なメッセージを残していく。なぜ、そこに尾崎の歌のモニュメントがあるのか?歌碑にはそこに存在する理由や物語がある。そんな歌のモニュメントに刻まれた物語を教えてくれるのが、作家で、音楽評論家の合田道人先生。今回は、歌のモニュメントが語りかけるストーリーを合田先生が紹介する。
誰もが一度は聴いたことのある童謡「サッちゃん」。明るいメロディラインだが、2番3番と続く歌詞を読み進めると、どこか物悲しいニュアンスを漂わせている。そのためか、サッちゃんについては様々な都市伝説が存在する。なかには、「サッちゃん」のモデルはタレントの阿川佐和子だという説まである。いったい、“サッちゃん”とは誰なのか?その謎を解く鍵は、「サッちゃん」の歌碑が建てられた場所に隠されていた。その場所は大阪の教会。「サッちゃん」の作詞家が明かす、その正体とは!?
福島県のJR郡山駅の前にある広場には、不思議な歌のモニュメントがある。それは、緑一色に染められた扉と4つの手形のついたベンチ。これは、男性4人組の人気ボーカルユニット「GReeeeN」の歌碑だ。4人の中に福島県出身のメンバーはいない。では、なぜ、彼らのモニュメントがここにあるのか?その謎を解く鍵は、彼らの学生時代に遡る…。GReeeeNがこの番組で初めて真実を公表する!
時代を越えて愛される昭和の名曲「あの鐘を鳴らすのはあなた」。和田アキ子が歌い、レコード大賞を受賞したこの曲の歌碑は、瀬戸内の穏やかな海を見渡す淡路島の五色浜の公園に佇んでいる。なぜ、ここに歌碑が建てられたのか?そこには、この曲に関わった一人の男が、この地で育んだ友情物語が隠されていた。昭和を代表する1人の男の絆のエピソードを紹介する。
「ハテナの自由研究」は、たむらけんじの「適正価格HOWマッチ!?」。世の中の店が本当に適正価格で料理を提供しているかをチェックする大人気企画。番組の価格選定員が決める適正価格よりも値段が高ければ、値段を下げさせられるというリスクがあるにもかかわらず、東岸和田のビストロと大阪の牡蠣専門店が看板メニューで挑む!
合田道人(作家・音楽評論家)
作家・シンガーソングライター。1961年日本生まれ。2002年に『童謡の謎』全三冊を出版、童謡ブームの火付け役と呼ばれる。現在は童謡研究家、作家として活躍するほか、音楽番組の構成や司会、CDの監修・解説、新聞雑誌の執筆連載などの活動をしている。1979年にナベプロからシンガーソングライターとして「釧路にて」という曲でデビュー。著書に「あなたの街のご当地ソング ザ・ベストテン!」など。