コンパなどで「脈あり!」と思った相手から連絡が来ず、「なんで?」と悩んだことがある人もいるはず。だが、しぐさの読み解き方を知っていれば、本当は最初から「脈なし」だったことは見抜けたのだ。しぐさから本音を読み解くテクニックは、現在、研究が進んでいる分野で、アメリカのFBIの捜査でも取り入れられている。言葉とは裏腹に無意識に出てしまうしぐさに隠されている本音。その読み解き方を教えてくれるのが、認知科学者の匠英一先生だ。人の発する小さなシグナルを分析し、研究している匠先生が、しぐさから相手の本音を簡単に読み解くテクニックを解説する。
まずは、無意識のしぐさに秘められた本音や心のサインを紹介。“うなずき”や“腕組み”に隠された意外な本音や、相手に同調しているしぐさ、一瞬で“恋心”を見抜くしぐさ、“ウソ”をついたときのしぐさなど、しぐさから人の心を読み取る極意を紹介する。また、一流の政治家や経営者などは自分の印象を良くするため、逆にしぐさをうまく利用しているとか。オバマ前大統領もその1人で、彼が国民に親近感を与えるために積極的に取り入れていたしぐさを紹介する。
無意識に出てしまう癖からは、本当の性格や本性がわかるという匠先生。「貧乏ゆすり」や「レシートをクシャクシャにする」、「頬杖をつく」、「キーボードを過剰に強く叩く」、「何でもお揃いにしたがる」といった癖をもつ人の内面を分析。一方、スタジオでは、一同が自分の癖を明かし、匠先生が分析する。「襟足の髪の毛を引っぱるのが癖」というチュートリアルの福田に匠先生の解答は?さらに、たむらけんじが恥ずかしい癖を告白!?
また、チュートリアルとたむけんが女のウソに挑む。匠先生によれば、女性には特有のウソをつくときのしぐさがあるという。そこで、大野アナが行う2パターンのしぐさのうち、「ウソのしぐさ」はどちらかを当てる。凡人男性3人は女のウソを見抜けるのか!?
「ハテナの自由研究」は、たむけんの「第2のキダ・タローは誰だ?“イヤーキャッチ”ソング選手権」をお届けする。一度聞くだけで耳に残るイヤーキャッチソング。「あ~らよ出前一丁」など、数々のイヤーキャッチソングを作ってきたのがキダ・タローだ。そこで、第2のキダ・タローを発掘すべく、作詞作曲のできる芸人を集め、関西企業のイヤーキャッチソングを作ってもらう。キダ・タローと企業の方が審査し、一番良い曲を決定する。イヤーキャッチソングに挑むのは、“ミュージシャン顔負けの歌ネタ芸人”こと馬と魚、“絶対音感を持つ浪速の女ショパン”のゆりやんレトリィバァ、“五十路を迎えた孤高のギター芸人”ことしましまんず・池山の3人。彼らがスイーツショップとスーパーの“イヤーキャッチソング”を即興で作り、競い合う!
匠英一(認知科学者)
1955年、和歌山県生まれ。デジタルハリウッド大学教授。ポシブルラーニング研究会主宰、しぐさ科学研究所所長。東京大学大学院教育学研究科を経て東京大学医学部研究生修了。認知科学の立場から、無意識や直感の働き、それを応用した営業やマーケテイング心理の問題に取り組む。ビジネス心理士協会副会長。著書に『「意識のしくみ」を科学する』『「しぐさと心理」のウラ読み事典』『図解でわかる心理マーケテイング』『これだけは知っておきたい「心理学」の基本と実践テクニック』ほか多数