第50回
お手軽!「缶詰」でおもてなし!
2012.7.27 更新 by. 上田剛彦
「お手軽」「簡単」の代名詞といえば、やっぱり缶詰!
今回はひと手間、ふた手間加えて、おもてなし料理にしてみました。
家でホームパーティーをするときも、僕は缶詰レシピをいくつか作ります。
手抜きをしているのに、お客さんに喜ばれてしまうので、ちょっと罪悪感。でも味が安定してるのでやっぱり美味しいんですよね。
それにしてもフタを開けただけで、魔法のように完成している最近の缶詰。「缶のまま出した方がシンプルでよかったのに」なんて言われないように、料理の腕を磨かなくては。
- スペアリブ〜オレンジソース45分(漬け込み時間のぞく)
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材料を圧力鍋に入れるだけ。
後は勝手に出来てしまいます。
材料(4人分)スペアリブ 400g 玉ねぎ 1個 (下味調味料) にんにく すりおろし1片分 コチュジャン 大さじ1 しょう油 大さじ2 ラム酒 大さじ5 塩・コショウ 少々 缶オレンジジュース 1缶(200cc) - 1 下味用の調味料を混ぜ合わせておく。
- 2 塩・コショウをまんべんなくふったスペアリブを1に最低1時間以上漬け込む。
- 3 玉ねぎは薄くスライスし、2と共に圧力鍋に入れ、オレンジジュースを注ぎふたをして加圧(高圧10分減圧10分)。
- 4 水分を適度に飛ばしてできあがり。
* 圧力鍋を使わなくてもできますが、糖分が多いので焦げつき注意。
* ラム酒の代わりに他のリキュールでも。
ただし、ジンやテキーラなどの個性の強すぎる酒は不可。
- ひよこ豆のエスニックサラダ15分
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クミンパウダーを入れすぎると
ちょっと食べにくいかも。
飾りはベランダのパクチーです材料(4人分)ひよこ豆(缶詰) 300g トマト 1/2個 紫玉ねぎ 1/8個 ツナ缶 1缶 クミン 少々 コショウ 少々 しょう油 大さじ1 白ワインビネガー 大さじ2 - 1 ツナ缶は油をよく切っておく。
- 2 トマトはブロック状、玉ねぎはスライスに切る。
- 3 1と2、水を切ったひよこ豆をボウルに入れ、しょう油、ビネガーで味をつけ、クミンとコショウで整えてできあがり。
* クミンパウダーは入れすぎに注意。
* カレーライスの付け合わせのサラダにもいいかもしれません。
* 写真で上にのせているのはパクチー(香菜)です。
- 枝豆とコーンのポテトサラダ30分
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ゴマを大量に使うのが上田家のレシピです。
材料(4人分)じゃがいも 2個 焼きいも(蒸かしサツマイモ) 1/2個 クリームチーズ(ブロックタイプ) 2個 枝豆 100g コーン(缶詰) 100g オリーブ油 大さじ1 酢 大さじ1 しょう油 大さじ1 コショウ 少々 - 1 蒸かしたじゃがいもとサツマイモを熱いうちに粗めのマッシュにして、クリームチーズを混ぜ、 オリーブ油と酢、しょう油とコショウで味をつける。
- 2 湯がいてさやから出した枝豆とコーンをつぶさないようにまぜてできあがり。
* マヨネーズの代わりに「油・酢・しょう油」で味付け。
* 焼きいもを入れるとほんのり甘くてクリーミーになりますよ。
* 余ったら…丸めて小麦粉をまぶし、卵液をくぐらせてパン粉を表面につけて、
そのまま冷凍庫へ。なんと!コーンコロッケが簡単に!
* 写真で上にのせているのは細ネギ。