依頼は、群馬県邑楽郡のY家。三年前に来日したオーストラリア人の依頼者は群馬県の英会話教室で働き、一昨年、職場の同僚だった妻と国際結婚。現在は長男(1歳)と三人で、アパートで暮らしている。依頼者は家族のため、かつて奥さんの祖父母が暮らしていた、築68年の家をリフォームして住みたいと希望した。しかし家は40年間も空き家のままでボロボロ。屋根には大きな穴が空き、床は今にも抜け落ちそうで、壁も穴だらけ。中は廃墟同然だ。しかもこの大規模なリフォームに対して予算は400万円。
前回の放送では、撤去しようとした屋根にアスベストが含まれていることが判明し、危険な除去作業を行うなど、予想外の事態が次々と発生。思わぬ出費がかさみ、ただでさえ少ない予算を圧迫するなど、匠は頭を抱える。しかし、解体する住宅展示場からキッチン・お風呂・サッシなどをまさかの無料で譲ってもらったり、傷がついたなど訳ありの発泡スチロールを格安で手に入れるなど、匠の様々な情報網を駆使して工費を節約する。
依頼者の夢は「リフォームした家で、親子四代でバーベキューをしたい!」。
果たして匠たちはどのようにリフォームに挑むのか!?
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~モダニズムの継承者~
柴田達志
(有)A.S.Oスタイル 代表 / 建築家
昭和7年に建てられた国の登録有形文化財「陶磁器会館」の一室に事務所を構え、伝統の味わいと現代生活の快適さを兼ね備えた家づくりを目指す。
(写真左から)
えとう窓口さん
佐藤棟梁
谷田部 汰仁恵瑠(ダニエル)さん