今回の依頼者は若手芸人、ロビンソンズの山崎ノボル。芸歴15年目の39歳。同じ事務所の同期には、ハライチやサンシャイン池崎がいる。
都内の35平米の1LDKの賃貸マンションに親子四人(妻30歳、長女6歳、次女1歳)で暮らしていたが、これから娘二人が大きくなることを考え、もう少し広いマイホームをと一大決心し、今年、埼玉県狭山市で分譲団地を購入した。昭和49年に建てられた、築44年の32棟建てのマンモス団地。まだ下の子が小さく、ベビーカーが必要なこともあり、購入したのは五階建ての一階の部屋。六畳の和室と四畳半二間にダイニングキッチンがついた広さ50平米、3DKの間取りだ。今、住んでいる家より広さは1.5倍になり、これまでなかった押し入れもあるのだが、築44年だけに老朽化が目立ち、家中の床のいたるところが抜け落ちそうな危険な状態。南向きのベランダに面したキッチンは、明るくて広さはあるものの、台所の設備も古いまま。浴室も、その昔、公団住宅向けに普及した浴室内に設置する古いタイプのガス風呂釜(バランス釜)。床のタイルの傷みもひどく、あちこちでひび割れが発生。そのひび割れに流れた湯がしみこみ、床下が腐っている恐れもある。
予算はなんと200万円。フルリフォームとしては低予算リフォームの助っ人として立ち上がったのは、元K1チャンピオンの格闘家、魔裟斗と、お笑い芸人の渚(尼神インター)。そして今回二人を率いるのは、リフォームの匠、池田佳人。それぞれの家族の生活にフィットする無理のない家作りをモットーに掲げる彼を人は、「身の丈の住作家」と呼ぶ。果たして匠はどんなリフォームを繰り広げるのか?
と
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~身の丈の住作家~
池田佳人
株式会社ワイズデザイン一級建築士事務所 代表 / 一級建築士

団地生活デザイン
埼玉県入間市

