今回の依頼は、京都市東山にあるK家。100歳のおばあちゃんが一人で暮らす、築62年の木造二階建て。ここは先代の父の跡を継いで、清水焼の絵付師をしている長男の工房を兼ねた住居で、リフォーム後は長男夫婦と同居する予定だ。
ただ、高齢の長男も16年前に肺がんを患って以来、体力が落ち、母親を世話するにも、この家はあまりにも不便で危険だった。家は、玄関をはじめ、あちこちに段差があり、窓外に置かれた洗濯機や、狭くて細長いトイレ、昼間でも真っ暗の台所など、おばあちゃんが転倒しかねないと家族は心配する。
また、二階には普段、長男が二人の弟子と絵付けをしている作業場がある。陶磁器に絵付けを施し、一階の窯場へと運ぶのだが、その階段は、板で足元が見えない上に急階段。途中三角形のいびつな踏板もあり、足を踏み外さないよう気を付けて運ばなければならず、こちらも危険だ。他にも、長男夫婦が飼う、60キロを超える、2頭の超大型犬も一緒に暮らす予定だが、今の間取りでは飼いづらく、課題となっている。
亡き父から受け継いだ絵付けの仕事を続けながら、母と安心して同居できる家にしたい。そんなK家の願いを叶えるため、立ち上がったのは、ご存じ、ビフォーアフター工務店の魔裟斗。そして彼と今回タッグを組むリフォームの匠は「三次元の冒険家」こと西濱浩次。
番組では、5年ぶりに再会した匠と魔裟斗によるリフォームの模様に密着。そして番組の後半では、渚親方も登場。劇的かつ大掛かりなリフォーム作戦が繰り広げられる。
今回も匠の技が光るリフォーム物語となっているので必見です!
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~三次元の冒険家~
西濱浩次
コンパス建築工房 代表 / 建築家
株式会社ニカク工務店
京都府京都市