商店街の角地に建ち、1階で鶏肉店を営む狭小8坪三角形の家。
もうすぐ喜寿を迎える老夫婦が切り盛りしていた1階の鶏肉店は、立ち飲みスタイルの焼鳥店へ改造。
匠は三角形という家の形状を逆手に取り、お店のカウンターを家と同じ形にすることで導線を確保。また、カウンターの一部は取り外す事ができ、昇降式のデーブルへと早変わり。
立ち飲みだけでなく、座って食事を楽しむ事も可能にした。
これまでお風呂も無かった2階の生活スペースは、匠の導き出した方程式により見違えるほど明るく快適な空間へと大変身。
ハイサイドライトからの採光をもうけ、その光を時間や季節に応じて変えられるよう、角度調整が可能なツインカーボいう反射板を設置した。
(06年3月19日放送)
|