2020年10月10日(土)放送
「ジャニーズWESTがリアルに突撃取材!」がテーマの新番組、2回目となる今回は桐山照史と中間淳太が、悪役専門の芸能事務所「高倉組」にリア突する。
スタジオ入りし、メンバーの顔を見回した重岡が「みんな、(肌が)焼けてるなー」と第一声。「ロケ焼けよ」(中間)、「日焼けは気ぃつけやー」(桐山)と返した今回ロケ担当の2人。まさにその通り、9月でありながらセミの鳴き声が轟く「真夏やな」(小瀧)な炎天下でのオープニングでロケVTRがスタートする。
突撃先となる千葉県野田市にある廃工場風の建物を前に、桐山と中間に渡された封筒の中に書かれた今回のテーマは「その道の人しかいない高倉組」。手持ちのカメラで文字を映していた桐山は「映したらアカンやつや…」とそっとカメラを離す。
待ち構えていたのは、「ヤッバいサングラスかけてる」(桐山)強面の男性たち。「もうちゃう番組やん!」(小瀧)「威圧感ハンパない!」(神山)と口にしながらも、メンバーのVTRを見る姿勢は次第に前のめりに。「一番偉いの出せや!」と凄まれ、間髪入れずに「コイツです!」と中間を売って自らはどんどん離れていく桐山の姿に、「バラエティーしてんなー!(笑)」(小瀧)と手を叩いて大笑いする。
中間だけで対応する押し問答が続くこと15分。自ら「はいOK!」とカットをかけたのは、奥に鎮座するひとりの強面男性。彼らは「全員元ホンモノの悪人」が売りの悪役専門芸能事務所「高倉組」に所属する悪役タレントなのだ。次々と当時のエピソードを繰り出し、「面白いでしょ?」と言う彼らだが、「出てくるエピソードが全部コワおもんない」(中間)。桐山も「一生分の愛想笑いしたわ」と思い返す。
鎮座していた高倉組の組長(社長)いわく、悪役には「3種の演技」が重要とのことで、桐山と中間もその演技を学ぶことに。一つめ「メンチの切り方」は、まずは桐山が挑戦。ヤンキー演技経験者だけあり、臆することなく見事にこなす桐山。続く中間のメンチは、神山に「育ちがええのが出てるわ」と評され、組長にも「いいじゃん!俺好きだな」と高評価を受ける。
二つ目は「恫喝」。見本を見せる高倉組の面々の演技に、「面白くない」とガチのダメ出しをする組長。「恫喝見ておもんないって…」(中間)と恐々としつつ、「役者の勉強としては面白い」(桐山)と前向きな姿勢も見せる。組長の指示で、凛々しい着物姿の姐さん系女優の方と対峙する演技を見せる中間。途中までは完璧だったが、色仕掛けにしてやられる。そして最後の「命乞い」を実践するのは桐山。演技とバラエティー、両方のスキルをいかんなく発揮して組長を喜ばせた。
3つの演技をマスターし、組長から合格点をもらった2人。習得した演技を生かして、ドラマを撮ることに。ドラマのタイトルは「氷点下の殺し屋」。ファーストシーンからガチ演技で魅せる桐山に、氷のような視線を突き刺す中間。すべて見終わったメンバーも「これはようがんばった。オレはイヤやもん」(重岡)「オレらは勉強になったけど、(テレビで)見てる人は何の勉強にもならん」(藤井)と絶賛(?)する回となった。