あなたの代わりに見てきます!リア突WEST

過去の放送

2020年1114(土)放送

今回は桐山照史と小瀧望が、ダイビング一筋50年!の「毎日深海で魚とキッスする81歳男性」にリア突する。
ファーストカットから、くるくる回ってテンション高めの小瀧と自前のウエットスーツ姿でほほ笑む桐山。ダイビングをするとだけ聞かされてきた2人は、「ご褒美ロケでしょ!」と胸を高鳴らせて海辺を進む。しかし渡された突撃先を見て表情が一変。オープニングを見終えたメンバーからは「最後のカット以外は楽しそうやったけどな~」(藤井)と疑問が上がるが、桐山は「ご褒美ロケやと思ったけど…」と言葉を濁す。

レスキューダイバーの資格を持ち、専門誌の表紙・巻頭特集を飾った経験もある桐山に対し、ダイビング2回目の小瀧。2人が訪ねたのは千葉・館山でダイビングショップを営む、潜水一筋50年の男性。「頼子」と命名した、体長1mもある大きなコブダイに毎日キスしているという男性の“水中キス”映像に、WEST全員「すげー!」と大声を上げる。

ダイビング初心者のため、まずは講習を受ける小瀧。座学を経て、男性とともに沖に出て基礎からしっかりレクチャーされる。小瀧のレッスンを遠く岸から眺める桐山も、初めは「高みの見物」(桐山)で小瀧以上に楽しそうな表情を見せていたが、さすがに1時間以上も経つと飽きてきて「何もおもろない」と無の表情に。「ちょっと怒ってるな」(濵田)「これ怒ってるモードやな」(藤井)とメンバーに見透かされる。

「うれしいハプニングが起こる」との桐山の一言に期待を高めて続きのVTRに。レッスンを終え、ようやく桐山も合流して出航した一行。頼子がいるという辺りに向かって進んでいると、海中に想定外の大きな“影”が。「オレ初めて見る!早よ潜ろう!」とテンション爆上がりの桐山にうながされてさっそく潜ると、目の前に現れたのは体長6m以上、世界最大の魚類と言われるジンベイザメだった。これには「なんで!?」(重岡)「こんなんなかなかないんちゃう?」(神山)とみんな大興奮だ。
ジンベイザメと桐山が並んで泳ぐ画は、およそリア突とは思えない美しさ。あまりの光景に、虫を食べたり、野草を食べてえづいたりしてきた前回までを「これまで我々は何を撮っていたのか…」と制作側が我に返る展開に、「そっちがブレるなよ!」(小瀧)「やらせておいて迷いだすな!」(重岡)と怒号が飛ぶ。

予定外のジンベイザメとの泳ぎで小瀧もコツをつかんだところで、いざ頼子の元へ。「お父さん(男性)から頼ちゃんを奪おう」と意気込み、船から飛び込む2人。ロープを頼りに水深17mを目指すが、多くの魚には出会えるもののなかなか頼子が現れない。果たして頼子は彼らの前に現れてくれるのか。そして初対面である桐山と小瀧にもキスさせてくれるのか。

「今まで(のロケ)と違くない?」(重岡)とメンバーから不満(?)も出る中、「これなんですよ、求めてたリア突は!」と大喜びで収録を終えた桐山。番組開始時、スタッフが「メンバーに苦手なことをさせようとしている」と察知し、逆手に取って「海が苦手」と(バレバレの)ウソをついて今回のロケをゲットしただけあり、“好きなことロケ”もアリだと味をしめたか、「オレ、DIYとかも好きですー!」と大声で主張しながらスタジオから去っていった。